最近パートを始めた妻さんは
食欲旺盛。
今夜は手巻き春巻きとデザートにヨーグルトケーキ。
しっかり食べたはずなのに
う〜んまだ食べ足りない
！！
と、押し入れに隠してある
スナック菓子に手を伸ばし…
ばり
ばり
働くとお腹空いちゃうそうです。
私はもう慣れましたが、
人前では食後のデザートは一品にしてね。
さて、気を取り直して。
ここ最近、暑さが本気を出してきている気がします。
どうせ6月になったらまた寒くなるんじゃ
と、思ってまだコタツは片付けておりません。
我が家のネコ様のために。
ネコ様は暑いみたいでまったく近寄らないんですが。
コタツが無いとなんとなく落ち着かないんですよね。私が。
今回から数回に分けて去勢・避妊手術について書いていきたいと思います
まずは言葉の使い方から・・・
去勢とは男の子♂
避妊とは女の子♀
の手術という意味で使っていきます
いつも患者さんがごっちゃで使っていても突っ込まずに進めていますが、割と気になっていたのでここで吐き出させてください
毎度のごとく、結論から言います。
♂ネコちゃんに関しては早めにやってあげてください
ただ、手術をやりたくない気持ちもよくわかります。
なので、次回に手術をやらないメリットについても書こうと思います。
○理由１ 精巣の病気にかからなくなる
そんなに多くはないですが、精巣腫瘍などの病気にかからなくなります。
なら、病気になってからどうにかすればいいのでは？と思うかもしれませんが、その時には高齢なんです。
ネコさんは歳をとると高率で腎臓などが悪くなるので麻酔のリスクが高くなります。
○理由２ スプレー行動をする確率が低くなる
ただし！！この癖がつく前に手術をした場合です！
スプレーとはあちこちにおしっこをかける行動です。
オス猫特有のくさーーーいおしっこです
このにおいのする方が来院すると、「あ、去勢手術してないな。」と思うほどです。
○理由３ 発情が来ているメス猫ちゃんを追い回すことが無くなる
これって、お互いにかなりストレスなんです。
ネコさんはストレスで膀胱炎になったりしますし。
室内飼いでも外に発情中のメス猫さんが来ると、それだけでソワソワしますし。
膀胱炎って治るまでにかなり時間かかりますよ？
○理由４ 望まない妊娠を減らすことができる。
手術をしないでたくさん飼ってらっしゃる方は、「気付いたらまた産んでた」と言ってよく来院されます。
・・・そりゃそうでしょう
そうすると生まれた仔たちも手術しなくてはならなくなります。余計に費用がかかるわけです。
○理由５ 喧嘩っ早くならない
これ、実は重要。
ネコさんは喧嘩や舐め合いでエイズや白血病という病気に感染します。
この二つは感染したら治らないですからね。
○手術自体はすごーーーく簡単！！
麻酔をかけてから覚めるまで30分くらい。
手技だけで言えば、3分もあれば終わります。
（うちはもっと速いぞーーというところはたくさんあるかと思いますが
）
○去勢手術を嫌がるのは大抵お父さん（主観）
何か男として通じるところがあるのでしょうか
自分は綺麗な奥様いるかと思いますが、ネコちゃんは奥様ももらえずずっとモヤモヤしたまま生かされていくのは可愛そうじゃないのかなぁ…
と、心の中で唱えてます。
○生後6カ月ごろがおススメ
性成熟するのがこのくらいの年齢だからです。
海外では3か月でやってしまうこともあるみたいですが…。
費用は病院によってかなり様々です。
手術を受ける前に、一度その病院に行って獣医さんの説明を受けてからがおススメですよ。
さて、次回は去勢手術を受けないことのメリットについて書こうと思います。
ではでは。
まってまって。
自分だけ登場できないのは嫌よと
みけさんが可愛くアピールしているので
親バカに免じて
みけさんは女の子だから
