この手の中にあるほんの小さな幸せは、

アナタの犠牲の上で成り立っている。


アナタを想いながら見た悪夢で、

その現実を思い知らされる。


アナタへの傷は、

一生消えるコトを赦さない。


ねぇ未月。


大丈夫よ。


あたしはきっと、

苦しみながら終えるから。


いつか必ず堕ちてゆくその時を、

ずっと見守っていてね。