お前ら、骨の髄までありきたりだ!
山田太一の最後の脚本って言うから見てるドラマ。
毎回、山田太一節の「奇妙な距離感のある会話」
「そうかな?」「そうだよ」「そうなんだ」「ああ」みたいな・・
これが最後かと思うとついつい過去の作品を回想。
自分以外はみんな他人的、距離感の作家も昭和57年~58年頃はギラギラしてた。
「ふぞろいの林檎たち」の前の作品。
「早春スケッチブック」
このドラマをガキの頃に見たか見ないか
ありきたりに生きてるかそうでないか・・
あの時、あの瞬間から確実に人生は変わった・・
確かに普通じゃない・・・
人は、たった一言でも変わるな・・・
お前ら、骨の髄までありきたりだ!
倉田 精二「FLASH UP」フラッシュアップ(1980白夜書房刊)の刺青の写真がカッコいい。
カッコいいなんて陳腐な言葉で片付けるのか?
そんなもんか?
山崎勉の演技に泣く。