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e:cho

ニューアルバム

Carpe diem(カルペディエム)

[BLRC-00110]

Black-listed Recordsよりリリース!

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主に駆け出しのバンドさんを相手に、上達のコツを伝授します。



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これとても難しいお話なのですが、いわゆる「界隈」というものが音楽の世界に限らず存在していて、界隈によって様々な違いがあるわけです。

で、ライヴハウスシーンにも、漏れなくこの「界隈」というものが存在します。
音楽ジャンルや活動形態、イベンタ、地域、場合によっては箱(ライヴハウス)単位で形成されています。

で、この「界隈」というやつが、単なるジャンル分けだったら特に何も問題はない、というか、むしろメリットたっぷりなのですが、どうやらそうは問屋が卸さない。

ローカルルールが結構違っているのです。

この「界隈」のせいでご新規さんが参入しにくい空気が形成されたり、出演者同士の認識に齟齬が生じたり。
どの界隈にもピタッとハマらないバンドをやっている私個人的としてはデメリットを感じることの方が多いのですが、でもまぁ「徒党を組む」という行為は、のし上がっていく上でも大切なわけで、一概に「界隈がなくなれば良い」とも思いません。
協力して大きなイベントを開催したり、お客さんの輪を広げていったり。
「界隈」は大切な役割を果たしています。

さて、1つの界隈に留まって地味に活動していても、なかなか飛躍出来るものではありません。
なので、1つの界隈に囚われず幅広いイベントに参加しよう、とアーティストサイドは考えたりするわけですが、お客さんサイドからすると、正直そんなの知ったこっちゃないですよね。苦笑

例えばアイドル界隈で出会ったお客さんは、アイドル現場の盛り上げスキルを身に付けているわけです。
でも、アイドル界隈のみならずロック界隈にも出向こう、と考えたアーティストがロック界隈でも活動を始めた場合、ロック界隈のイベントでアイドル界隈のルールを適用しようとしちゃう(たとえばめっちゃオタ芸打ったりサイリウム振ったり)と、ロック界隈に生息している人たち(これは出演者もお客さんも両方です)は、たぶんちょっと引いちゃう。
逆もまた然りだと思います。
ロック界隈のルールでアイドル界隈荒らしたら(めっちゃサークルモッシュしたりヘドバンしたり)、たぶんアイドル界隈の人たちは引いちゃう。

引かれちゃうのは、アーティストサイドの本意ではないわけです。
だってご新規さん増やしたくて色んな界隈に出向いてるわけだから。

ワンマンなら良いと思うんですよ、どんなルールが混在してても。
ある程度の住み分けは必要だろうけれど、フロアに色んなタイプの楽しみ方が混在してても良い。
なぜなら
「そのアーティストを好きになる」
というハードルを乗り越えた人たちの集まりだからです。

でも、初見の方に気に入ってもらおう、とした時に、自分が知っている、馴染んでいるルールと違うものを提示されたら、それだけで二の足を踏んでしまうと思いませんか?

私はたぶん、三歩引いたところで観ちゃう。
「お、良いな」と思っても、そこで終わっちゃう。
積極的に関わろうとは思わない。
「違う世界」の人たちだと思ってしまう。

なので、界隈を股にかける活動をしたいアーティストは、アーティストサイドから「このイベントはこういう盛り上げ方をしてください」「このイベントではこの行為は禁止です」「今日はワンマンです、好きに楽しめ!!」っていうメッセージを飛ばして、お客さんを誘導してあげられたら良いんじゃないかと思うわけです。
で、コアファンの皆さんにはそのメッセージをしっかり受け止めてほしいし、アーティストと一緒になって上を目指してほしい。

試行錯誤、四苦八苦。
成功への道は平坦ではありません。
アーティストもお客さんも一丸となって、どうしたら成功出来るのか、自分本位でない目線で突き詰めていった先に、成功が待ち構えていると思うわけです。

アーティストだけの力では成功出来ません。
お客さんの献身と理解、協力があってこそ、未来は輝くのです。

なんてことをね。
ツラツラと考えてみたわけですが、まずはしのごの言わずに活動しろって話ですよね。
はい、すみません、ちゃんと活動します。

お後がよろしくないようで。苦笑