『加藤園子 自主興行

        25年目のコノヤロウー祭』


に行ってきました。



前川久美子さんの参戦を知り

すぐさまチケットを買った1年前。


緊急事態宣言により大会が延期となって


1年越しの大会となりました。


とん挫した前回の分も含めて

期待値が上がりまくってました。


そんな期待の上を行く楽しい大会でした。




観戦のキッカケとなった


前川さんの試合の


感想を書いていきたいと思います。



セミファイナル


高橋奈七永&中島安里紗

vs

堀田祐美子&前川久美子with立野記代



前川さんは15年ぶりの1日復帰。



先ずはシトラスの風が入場。


珍しくリングで奈七永さんが

ソワソワ落ち着きが無いように見えました。


続いて堀田さんが入場して




遂に前川久美子さんが入場。



現役時代の映像で見たときのまんまの姿に

一気にテンションが上がった!!!



緊張感のある手四つから始まる。

通常の試合運びに驚きましたびっくり

…エキシビジョン的な試合だと思ってました。






15年ぶりとは思えない打点の高い蹴り




表情が現役の選手そのもの

15年ぶりとは思えないラブ





全女出身でない中島さんが

普通に馴染んでるのが嬉しかった。





そして奈七永さん。

試合が始まる前は落ち着きがないように見えたんですが、試合が始まるといつもの奈七永さんに。ゴングが鳴って吹っ切れたのかな⁉︎



セントーンから世志琥ブラ⁉︎コブラツイスト⁉︎世志琥を思わせるムーブも見せた奈七永さん。


世志琥さんが欠場して

実現したカードだと思ってるので


この場面はジーンとなりました。

シャッター押してませんでしたガーン


徐々にヒートアップして15年ぶりの選手に容赦ない場面もあったり、奈七永さんっぽいなぁと思いながら見てました。


最後は冷蔵庫爆弾でスリー。


1424秒。






試合が終わると、夢のような時間が終わった寂しさと前川さんの1試合に懸けてきた凄みに、じわっと涙が溢れてきました。


試合後に奈七永さんから25周年大会への誘いがありましたが結論は保留。


引退してから何度も復帰のオファーがあったようですが全て断って来たそうです。加藤園子さんの頼みならと今回15年ぶりの限定復帰をしてくださいました。


この大会は1年前に行われる予定だったので、足かけ2年。1試合のために2年間も気持ちを切らさず、この日を迎えた前川さん。ほんとすごいと思います。


正直、奈七永さんの周年大会で

前川さんは見たいです。


ただ、この日までの経緯を知ると

素直に見たいとは

言いにくいのが正直なところ。


どんな着地を見せるにしても


前川さんの決断を支持したいです。




前川さんの引退興行で行われた

前川久美子vs高橋奈七永


その試合が納められた

DVDを会場で買いました。

※初めての商品化との事。




この試合で前川さんから勝って、奈七永さんは全女の赤いベルトを最後に巻いた。


全女の最後の赤いベルトの王者は

高橋奈七永。この称号は大きい。



当時27歳の奈七永さん。


乗り越えて欲しかったのか。


託したかったのか。




奈七永さんが現役を続けているのは

最後に赤いベルトを巻いたことも

一因だと勝手に思ってます。




奈七永さんが良く口にする言葉。


「闘いの苗」


この言葉には15年前の試合も

込められてると思ってます。


闘いの苗に引き寄せられた中島さん。


セコンドにはシードリング生え抜き1号の

花穂ノ利さん。


そんな闘いの苗に魅せられた自分。


前川さんの試合はリアルタイムで見てないんですが、女子プロファンになってから映像で拝見してました。


過去の女子プロの映像を見ていると、この選手の試合を会場で見たかったと思うことが何度もあります。その中のひとりが前川久美子さんでした。



前川久美子さん。

試合が見れて本当に嬉しかったです。



加藤園子さん。

夢の時間をありがとうございました。