コーヒーをどうやって飲むのか苦悩 | 父が膠芽腫になりました

父が膠芽腫になりました

73歳の父が膠芽腫です。
21.4.1言葉が出てこなくなり、てんかん発作を起こしました。手術はせず左半球ほぼ全域に放射線60Gy照射。
22.2.28歩けなくなり入院。同時にテモゾロミドとアバスチンの治療終了。
22.4.4施設入居。

昼食後、コーヒーが飲みたかったようで、インスタントコーヒーの瓶のあるところはわかったものの、それをどうして良いか悩む父。

瓶を持って「わからんなぁ」と悩んでいるので、「これでお湯を沸かすんだよ。」とケトルを見せると、「あぁ」と、思い出したような返事。

そのまま私がコーヒーをいれました。

日々悩むことが増えて疲れている様子。

お昼はビールのことを忘れていたのか、ほしいと言わないので、あえてこちらからは言いませんでした。

アルコールが脳に悪影響を与えるなら本当は飲んで欲しくない。

だけど本人の数少ない楽しみの一つなら飲ませてあげたい。

父が飲みたいと言えばグラスに注ぎます。