長々続いた独り語りも
遂に最終話を迎える事になりました。。。
読んでくれてった方々ありがとうございますm(_ _)m
では、最終話をどうぞ
あれから数年が経った
僕も会社での立場が変わり
翔は移動で場所が変わり
お互い忙しくなり、会う機会が少なくなった
たまに連絡のやり取りはしているが
翔は行きづらい場所へ移ってしまったので
中々会えない
彼女とは、遠距離なものの
未だに続いているという素晴らしい関係だ
翔はこの暫くの間入退院を再度繰り返した
悪魔は息を潜め隠れていた
残念ながら見舞いは行けなかったが
いくつになっても親友だし、僕は心配だった
ある日の夜、翔の母から電話が鳴る
「ゆぅ君!!翔、危険な状態みたいなの!!
来れないかしら!?」
翔が緊急入院をした
母親の慌てっぷりから事態は深刻のようだ
不安な思いを胸に僕は急いで病院まで
車を走らせた
「翔!お前にはまだやるべき事があるだろ!
頼む!死なないでくれ!
神様・・・・!」
いつまでも願いながら病院へ向かった
そしてあれから月日は流れ現在
翔の母から連絡がくる2週間程前に
翔から1通の手紙が届いた。
「久しぶり。元気か?ある報告があって手紙を書きました。
佐々木翔としてこの世にいられる時間が3ヶ月もなくなってしまった。
最後にまた懐かしい面子でバカ騒ぎがしたい。」
手紙が届いてから2ヶ月
今僕は、黒いスーツと白いワイシャツに
身を包み、左手に花を右手にあの手紙を持って
今は亡き佐々木翔思い出の場所へと向かう
バカ騒ぎしようよ・・・・翔・・・・
僕の他に、スーツで身を包む宏樹の姿もそこに
懐かしい面々で思い出の場所に集う
思い出の場所には、涙を流す翔の彼女や
翔の母の姿もあった
僕は真っすぐ前を向き一言呟いた
「佐々木翔 さようなら」
続けて、手紙が届いたあの日から
心を込めて伝えたかった言葉を
ずっと伝えたかった言葉を
色々な思いを込めて繋げた
翔からの手紙
冒頭は先に書いた通り
そしてこの手紙のタイトルは
「俺 婿入りする事になりました!」
手紙の最後には二人の写真と一緒に
「僕たち結婚します!」
僕は心を込めて贈る
「佐々木翔!改め谷中翔!!!結婚おめでとう!!!!」
そう言って僕は元気な笑顔を見せる翔と
感動で涙が止まらない彼女へと花束を差し出す
仲間たちとせーので声を揃えて翔へ贈った
「いつまでもお幸せに~~!!!」
~おしまい~
ここで、この話のタイトル
「尊敬する友人の話」
「尊敬」について語ろうと思う
僕は、これまでの人生色々な人間と出会ってきたが
「佐々木翔」程強い人間に出会った事が無い
ここで言う「強さ」だが
表面的なものでは無い
足を失った時
僕だったら、自暴自棄になったり
悲劇のヒーロー気取って、先の事なんて
考えられなかったかもしれない
そうでなくても、周りには平気なフリくらいは
したかもしれないが、強がりで終わっていただろう。
そして、自分には足が無いという
劣等感を抱え生きていたかもしれない。
僕は・・・
いや両親も含めだが
翔の弱気な発言を聞いた事が無かった
最初は心配かけまいと強がっているのだと思っていた
でも、そうじゃなかった
翔はね?必然的なものとして受け入れてたんだ
それを感じたのは、退院後
足の無い生活で
普通何かしら障害を抱えた人は
劣等感を少なからず持っている
これは仕方の無い事だと思う
その事から「障害者」という認識を持って
自分自身にも他の人にも接する
これも一つの形
全ての人では無いかもしれないので
語弊が有ったらお詫びします。
翔は「障害者」じゃなくて
あくまで「佐々木翔」だったんだ
全てが、あたかも最初からそうであるように
自然体で普通なんだ
アピールするわけでもなく
劣等感を持つわけでもなく
自分自身を嫌いになるわけでもなく
何かのせいにするわけでもなく
本当の意味で自分を受け入れている
本当の意味で自分を大切にしている
だから、手術後の生活も心から楽しそうだし
自分を大切に出来るから、周りも大切に出来る
だからこそ自分自身の力で幸せを掴み取ったんだ
僕はこれほど強く
前向きな人間に出会ったことが無いし
僕自身も、ここまで強くはなれないだろう
そんな翔を
僕は心から尊敬しています。
翔!結婚おめでとう
この先いつまでも幸せに
【余談】
ちなみに、なぜ婿入りしたかというと
彼女のお父さんが会社を経営していて
跡取りがいないのと、翔が次男という事で
婿入りする事になったそうだ
そして、彼女の実家の会社が地方という事で
引っ越して、中々会えなくなるので式前に
友人同士で前祝いをしましたw
一人語りでしたが
見守ってくれた人ありがとうございました^^
コメしてくれた人もありがとう
文章力無くてスミマセンでした。。。
この「翔」という男から
何かを感じ取ってくれたら嬉しいです
ありがとうございました!
