上の図は、スクーターなど多くの小排気量バイクに採用されている半波整流型の発電機の波形の模式図です。
エンジンの回転数を上げて、ヘッドライトとテールランプの消費電流よりも、発電量が多くなると、発電機は発電を抑制して、ランプ切れを防止する。
が、同時に、上図の1サイクル目のように、バッテリーの充電電流も抑制してしまう。
以前、半波整流のまま、HIDを装着してDC化した場合は、発電能力がざっと半分になってしまう、と言いましたが、テールランプをACのままのばあいは半分ではなく1/3とか1/4にまでになってしまうのです。