他人の葬儀で思う事。 | 茨の海

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在りったけの花で飾って そして崩れ堕ちて 何度でも 正しくなど無くても 無くても

葬儀の仕事してて思う事。



各家庭の家庭事情が見える事。




ほんとに色んな人がいます。



僅か一年しか葬儀の仕事してないあたしが

そう思うぐらいだから

長年携わってる方は

もっともっと見てることでしょう。




⚪︎家族が号泣してる葬儀。

  (もれなくあたしもこっそり貰い泣きしてます)


⚪︎若い方が突然なくなって打ち合わせから

ご家族が号泣してる葬儀。

(通夜、葬儀でご家族の意向で流された音楽聴いて. あたしも貰い泣き。そして今でも、その音楽聴くと思い出して聴けない)


⚪︎天命を全うされた亡くなった方にご家族が、頑張ったね!お疲れ様!と労い笑顔の葬儀。

(とっても素敵な式でした)


⚪︎感情のない無の葬儀。

これは、葬儀…というより、直葬。

(斎場で最後に棺を少し開けてお別れする際、言葉一つかける事なく、無でした。悲しみも笑顔をも何も無い。隣が涙、涙のお別れだったから、逆にあたしが泣いた。)


葬儀って

その人の一生…

生きてきた人生を見るんだなって思いました。


そこに、その人の生きてきた

全てが積み込まれてる気がします。




自分が今、その仕事に携わっているからこそ

思う事。



自分が天命を全うした時

自分の子供と孫ぐらいは泣いてくれたら、いいな。



その為にも子供と孫が

誇れる自分でありたい。



自分が出来ることなんて限られてるけど

それでも出来る限りの範囲内で

愛情を注ぎたいと思います。



子供や孫があたしに助けを求めて来た時に

助けてあげられる人になりたいな。