親から貰ったモノ。 | 茨の海

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在りったけの花で飾って そして崩れ堕ちて 何度でも 正しくなど無くても 無くても

この前
実家に帰った時に

僕の耳にピアスが13個吐いてるのに
気が付いたおばあちゃんが
僕に一言。


「親から貰った体なのに、何かねその耳は。」





うるせぇ、ばばあ。



と思ったのは、内緒の話。





だってね
いつだってアンタは弟の味方で

僕の話を聞いた事
無いやん?



それに
親から貰った体とか
そういう考えが鬱陶しい。



だから、何だ?的なね。




好きで貰った訳じゃねぇし
むしろ、いらねぇよ。



ピアス如きで
ガタガタぬかすんじゃねぇよ。






ま、年寄りですから
仕方無いですかね。



何だかんだ言って
身内ですから

嫌いにはなれないんでしょうし。




でも
ムカつく事言われたのだけは
一言一句忘れませんけどね。



彼女からも
相当言われましたし
昔は大嫌いでしたから。



僕はおじいちゃんが大好きで
おばあちゃんが生きてるのは

憎まれもの世にはばかる

だからか、と小学生の頃から
ずっと思ってました。





よくよく考えると
かわいくねぇガキだな、僕。


ああ、だから可愛がられなかったのか!





納得!