或る妖怪の小さな小さな手記

或る妖怪の小さな小さな手記

幻想入り小説を書いてます。※オリキャラが出てきます。
また、スマホからの投稿が殆どなので、改行がおかしくなっている
かも知れませんが、ご了承ください。

Amebaでブログを始めよう!
前回のあらすじ 愛のビンタ
~~~~~

レグルス「一瞬で片を付けてあげる。私を怒らせたんだから覚悟しなさい。」

なんかさっきのやりとり思い出すと腹が立ってきた。

魔理沙「なんかわかりやすいマークが頭に付いてるなぁ…。霊夢がよく付けてるけど。怒りマークっていうのか?アレ(💢)。」

レグルス「私をキレさせた奴はそういないわ。炎星『瞋恚の炎』!!」

私の激情に呼応するが如く、荒々しい炎を湛えた星を生み出す。散る火花は悉く弾幕となり、部屋を埋め尽くす。

さとり「くっ…!」

レグルス「一切の抵抗を許さないわ!燃え盛る瞋恚の炎の中で懺悔しなさい!!」

ゴオオォォォ…!

…

レグルス「あーすっきりした。」

さとり「けほっ…。」

煤だらけになったさとりを見下して満足する。

魔理沙「思ったよりも簡単に済ませるんだな。」

レグルス「弾幕勝負で本気に殺しにかかるわけないじゃない。」

凶「おぉ…キレてもそこは弁えるんですね。流石ご主人です。」

レグルス「貴女のお陰でだいぶ冷静になれたのよ。ありがとね、私の大好きな凶♡」

凶「えへへ…。」

さとり「…。」

魔理沙「あー、ゴホン。」

魔理沙が態とらしく咳をする。見ると、入り口の方を指差している。

こいし「ただいまお姉ちゃん!あれ、お客さん?」

出た出た。今回の異変(…?)の元凶が。
…あら、ミラは?

ミラ「…おーい、降ろしてくれよ。あ、帽子が、帽子が落ちる!」

何あれ、どうなってるの?サードアイの管にグルグル縛られて持ち上げられてるわ。ああいう使い方も出来るのね(他人事)

ミラ「…あ、おいあんた達、助けてよ!」

レグルス「元気そうね。あれなら放っておいても大丈夫ね。」

魔理沙「…おいおい、それじゃ何のためにここまで来たかわからないぜ。」

レグルス「温泉でしょ?」

凶「ご主人、初耳です…。」

ミラ「ちょっと!巫山戯てないで早く助けてってば!」

レグルス「あんた、見ず知らずの妖怪に助けてもらうだけありがたいと思いなさいよ。口の利き方に気をつけなさい。」

ミラ「ぐぐぐ…!」

こいし「お姉さん達、この子が欲しいの?」

凶「欲しいというと語弊がありますが、まぁそんなところです。」

こいし「そっかー。でもこれは私のものだからあげないよ。」

ミラ「人を物扱いするなぁ!」

こいし「五月蝿い♡」

ギュゥゥゥ…

ミラ「ぐぇ!痛い痛い!締め付けるなぁ!!」

サードアイの管がミラにきつく食い込む。随分と酷い顔してるわね。痛そう。

レグルス「…まぁなんでもいいや。兎に角、そいつは私のおもty…返してもらうわ!」

ミラ「おい、今なんて言った!?なんて言った!!?」

こいし「五月蝿いってばぁ。」

ギュゥゥゥ…

ミラ「…!…!!」

魔理沙「うわ…。」

レグルス「さっきより酷い顔してる…。」

凶「これ以上締められると本格的にヤバそうなので早く助けてあげましょう…。」

レグルス「そうね…。それじゃ、覚悟はいいかしら?」

こいし「♪」

―第123話 終―

~~~~~
シリアスは苦手なのでギャグ多めの方向で進めましょう(
こいしちゃんなら場をかき乱してくれるはずです!そこにミラという調味料を加えれば…(

さて、さとりを懲らしめて鬱憤を晴らしたレグルス。そしてちょうどよくやってきた元凶のこいし。無事にミラを救えるのでしょうか?ミラは死亡フラグへし折りそう(

それでは、今回はこの辺りで。
前回のあらすじ 真のトラウマ
~~~~~

さとり「そう、真のトラウマ…貴方の記憶の深層の奥深くに封じ込められた忌まわしき記憶。」

レグルス「…さとり…あんた…」

レグルス「私の何を視た?」

凶「…!?」

魔理沙「おぉう…?」

さとり「さあ…?それは貴方自身よくわかっているのではありませんか?」

ねぇ…。
そう呟いたさとりの手には―

レグルス「っ…!」

包丁が握られていた。それも、血の付いた。

さとり「見覚えがあるはずです。何故ならこれは…。」

レグルス「凶器、でしょ?」

凶&魔理沙「?」

レグルス「私が初めて人を殺した時に使った包丁。」

さとり「貴方のその忌まわしい記憶に付随する記憶は凄惨なものですね。人間であった貴方にはさぞ辛かったでしょうに。」

レグルス「昔の話だよ。」

さとり「震えていますね?」

レグルス「!」

さとり「上辺だけ平静を取り繕おうとしても無駄です。心はいつでも正直者ですから。」

レグルス「…。」

確かにさとりの言うとおり。私の手は震えていた。

さとり「貴方のその髪。艶やかな銀髪ですが…人間だった頃から地毛のようですね。先天的か後天的かはわかりませんが、普通の日本人なら生やせるはずの黒髪が、どういうわけか貴方は生やせない。」

レグルス「…それがどうしたっていうの。」

さとり「…外の世界の普通の人間が貴方の銀髪を見たらどう思うでしょうね。」

レグルス「…。」

さとり「異端な存在は、得てして周囲から排除されがちなものです。特に、学校という場においてはその傾向が顕著でしょう。」

レグルス「…。」

さとり「貴方は学校で常に浮いた存在だった。イジメられもしていた。貴方にはどうしようもないのに、その銀髪ただそれだけのために。」

レグルス「…っ!」

さとり「貴方を追い詰めたのは学校の人間だけじゃない。最も身近な人間である貴方の親でさえ、貴方を拒絶しました。」

レグルス「それ以上…喋らないで…。」

魔理沙「…ふーむ…。」

さとり「他人に否定され、肉親に否定され、人間という存在に否定された人間。いくら貴方が飄々と生きていたとしても、少しずつ、少しずつ貴方は狂っていったのでしょう。」

レグルス「違う、違う…。」

さとり「やがて身も心も狂いきった貴方は復讐のために動き出す。これからやることに何の躊躇いもなかったでしょう。」

さとりがその手に持った包丁を見せつける。ぎらりと鈍く輝くそれは、それだけで私の心を深く抉った。

さとり「先ずは貴方をイジメていた女生徒。次は見て見ぬ振りをしていた教師。次から次へと殺戮を繰り返す。繰り返し繰り返される狂気の所業の果て、貴方は自分の親さえも―。」

レグルス「違う!私は悪くない!悪いのはアイツらだ!」

さとり「あら、取り乱すなんて貴方らしくない。ふふ…。」

…

魔理沙「ほんとにアイツがあんなに取り乱すなんて珍しいなぁ。」

凶「魔理沙さん、どうしてそんな暢気でいられるんですか!?私はあんなご主人見たくないです…!」

魔理沙「まあ落ち着けよ。じゃあ聞くが、お前はアイツにとっての何だ?」

凶「え…?」

魔理沙「ただの従者か?違うだろう?もうお前はアイツにとっては従者以上の存在なんだよ。」

凶「…。」

魔理沙「何故私がこんなに暢気なのか。答えは簡単さ。」

魔理沙「お前がいるから、だ。助けてやれよ、お前の大切なご主人様なんだろう?」

凶「…っ!」

バッ!

…

レグルス「…アイツらさえいなければ…。」

さとり「さて、後もう少し…。」

その時―

パァン!

部屋に大きな音が響いた。

さとり「!?」

魔理沙「おー、強烈なビンタだぜ。」

レグルス「…え?」

頬に走る痛み。目の前には凶が立っている。

凶「…私の知っているご主人は…。」

怒っているような、それでいて今にも泣き出しそうな顔でポツリと呟く。

凶「いつも自分勝手で…やるって決めたら必ずやり遂げて…たまに虐めたりするけど、やっぱり優しくて…。」

声が段々と震えてくる。だが、それとは裏腹に力強さは増していく。

凶「私は…私はそんなご主人を愛していたいんです!!」

レグルス「!」

凶「だけど!今のお前は私の知っているあの人とはかけ離れている!あの人はお前みたいに泣かない!あの人はお前みたいに弱くない!今一度私に愛されたくば、泣き虫で弱いお前をここで殺せ!それが出来ないというなら、この私があの人諸共お前を殺してやる!!」

ビシィっと私に指を突き立てる。―大粒の涙をその目に湛えながら。

凶「…また、私に愛させてくれますか…?」

凶が泣きながら尋ねる。

全く、私は馬鹿だ。
過去を引き摺るなんて、さとりじゃないがそれこそ本当に私らしくない。
こんなにも愛おしい存在が側にいるのに。
私を想ってくれる人がここにいるのに。
私に向けてあんな言葉を投げかけさせたり、泣かしてしまうなんて…私は大馬鹿者だ!

レグルス「…殺してやる、か。貴女からそんな言葉貰うなんて…私も主人失格ね…。」

レグルス「"また、愛させてくれますか"。もう、私の答えは分かりきってるよね?」

凶「…。」

レグルス「私が愛するのは未来永劫貴女だけよ、凶!貴女のおかげで過去の私はここで死んだ!もう泣くもんか…貴女の前で泣いてたまるか!」

凶「ご主人…!」

さとり「…やれやれ。とんだ邪魔が入りましたね。」

レグルス「あんたにはたっぷり仕返ししないとね…覚悟しなさいよ。」

魔理沙「へへ、大丈夫そうだな。」

レグルス「次で終わらせるわ。待ち人もいるんでね。」

―第122話 終―

~~~~~
やっぱりシリアスは苦手ですね…。どうも感情表現や暗い表現がダメです。シリアスにするとレグルスと凶のちゅっちゅに持ち込んで綺麗に纏めようとする癖が(ry
まぁ纏められてないですけど( 'ᾥ' )
ギャグ路線が一番書きやすいです…

さて、さとりにトラウマを思い出させられ我を失いかけるも、凶のおかげで正気に戻ったレグルス。反撃の狼煙を上げるは今!

それでは、今回はこの辺りで。

ミラ「こいしちゃーん、暇ぁー。」

こいし「ごめんね、私のお姉ちゃんがグズでノロマだからしょうもない戦闘を長引かせちゃって♡」

ミラ「うん、何もそこまで言う必要はないんじゃないかな。」

こいし「暇だからみんなのスペルカード紹介しちゃお?はい、台本♡」

ミラ「え、どこにあったの。」

こいし「そこに置いてあった♡」

ミラ「はぁ…。」

…

ミラ「えーっと…じゃあまずはレグルスからだな。」

こいし「家でお姉ちゃんとドンパチやってるヒトだね!」

ミラ「そうだね…。こいつは『星を操る程度の能力』を自称しているが、実際は圧倒的な火力の炎を操ることができる能力だそうだ。本人が天体好きだからそういう風に自称しているだけだ。」

こいし「まずは爆符『ゼタフレア』だね。やだぁ、お空のスペルカードのパクリじゃん!このパ・ク・リ・魔♡」

ミラ「どう反応すればいいんだ。」

こいし「考えるな、感じろ♡」

ミラ「(ゴッド◯ァーザーかよ。)何々…おいおい、本人も『パクリです』って言っちゃってるじゃないか(本人コメントより原文ママ)。」

こいし「えー!創造性がないなぁ。」

ミラ「『初めて考えたスペルカード。右も左も分からなかったので参考にと思ったらほぼ同じになっていました。』だそうだ。」

こいし「なんか敬語だとムカつくね♡」

ミラ「こいしちゃん、爽やかな笑顔で毒づくね。あたしはもう慣れたけど、余計な茶々入れられると話が進まないんだよね。」

ミラ「弾幕としては本人の言う通り、霊烏路空の使うメガフレア系統にそっくりだ。唯一異なるのは、空の弾幕では青い小弾があるが、レグルスのには無い。その分核弾の量が増えているよ。」

こいし「シンプルだねぇー。」

ミラ「んー、あたしはその辺まだよく知らないから何とも言えないけど…。」

こいし「じゃあ次、星符『七星流星群』。"ななほしりゅうせいぐん"!」

ミラ「"しちせいりゅうせいぐん"だよ、こいしちゃん。これは、まず赤・橙・黄・黄緑・緑・青・紫の7つの光弾を生み出し、頭上に飛ばす。そして、光弾からレーザーを雨のように降り注がせるスペルカードだ。光弾とレーザーの色はリンクしていて、七色の雨が輝きながら降り注ぐ様子はとても綺麗だよ。」

こいし「ミラちゃん、テントウムシ美味しいね(ポリポリ」

ミラ「うん、そうだn…うん?えっ?」

こいし「それじゃあ次行こう!次は四星『四神守護星』だよ♡」

ミラ「これは赤・青・白・黒の4つの星を使役して相手を翻弄しつつ弾幕で追い詰めるスペルカードだね。四神とは、南の朱雀・東の青龍・西の白虎・北の玄武のこと。それぞれの名前に入ってる色と星の色が対応してるね。あぁ、玄は"玄人"や"玄米"という言葉にあるように、黒という意味があるよ。」

こいし「カラフルな弾幕が多いね♡」

ミラ「本人が『美しい弾幕こそ幻想郷に相応しい』って考えてるからね。魅せることを第一に考えているんでしょ。」

こいし「へー。ところであとどのくらいあるのかな?」

ミラ「筆者のメモ帳に書いてあるのは…は?19枚?レグルスだけで?」

こいし「多すぎない?」

ミラ「とてもじゃないけど全部紹介してたらいつまで続くかわからないから主要なやつだけピックアップしよう。というか未使用スペルカードまで書いてあるし。」

こいし「じゃあねー、これ!彗星『マッハコメット』!」

ミラ「初期の設定では彗星『クレイジーコメット』。名前の響きが気に入らないって理由で変更になった。予知線をだして、それをなぞるように大きな彗星をぶっ放すスペルカードだ。彗星が通った後は星の欠片が留まって相手の動きを制限する。魔理沙が使うマスタースパークとブレイジングスターが合わさった感じかな。尤も、飛ぶのは自分じゃなくて彗星の方だけど。」

こいし「疲れたから次で最後にしよー。超新星『スーパーノヴァ』!」

ミラ「レグルスの代名詞…と本人は言いたいみたいだけど、あんまり使う機会ないからなぁ。このスペルカードは核弾を1つ生み出し、極限まで膨張させて爆発させる。サイズがサイズだけに爆発した時の衝撃は凄まじいものだよ。おまけに核弾を中心に引力が発生している。つまり、核弾に引き寄せられてしまうわけ。」

こいし「私はミラちゃんに引き寄せられちゃうな♡(グイグイ」

ミラ「くっつくな鬱陶しい!」

ミラ「えーと、とりあえず今回はこの辺りにしておこう。残りのレグルスのスペルカードはまた今度気が向いたらやろう。」

こいし「他の人のは?」

ミラ「尺の都合上無理。」

~~~~~
楽屋のほのぼのとした光景。あまりにほったらかしにしすぎたのでこの二人に出演していただきました。絶対仲良いですこの二人。
そろそろスペルカードの説明もした方がいいかなぁ、と思いつつメモ帳開いたらかなり多くて…(原案レベルのものもありますが)。複数回に分けるにしても相当長くなりそうだったので気が向いたら書いていく形にしようかと思います( 'ω' )

それでは、今回はこの辺りで。
前回のあらすじ 余裕
~~~~~

レグルス「さ、次は誰の弾幕?」

さとり「想起『カマイタチ』。」

凶「わ、私のスペル!」

ヒュンッ!

凶が叫ぶと同時に、鋭い音を立ててさとりから真空の刃が私目掛けて放たれた。

レグルス「っ!」

間一髪躱す。髪の毛が数本宙を舞う。想起したスペルカードといえど、その切れ味は本家と何ら変わりない。

レグルス「さっきも言ったけど、当たらなければどうってことないのよ!」

私は翼を広げ、高速で飛翔した。これならさとりも簡単に攻撃を当てられないはず。

さとり「無駄です。」

ヒュッ!

レグルス「っ!?」

目の前に鎌鼬を飛ばされる。すんでのところで止まることができたが、もう少し進んでいたら…。

さとり「貴方の考えなどお見通しです。私が誰だかお忘れですか?」

レグルス「…ふん、やってくれるじゃん。」

しかしどうする。あのスペルカードは近づけば近づくほど被弾の危険が増す。
近づかずに攻撃する方法、それも単純な遠距離攻撃ではない弾幕…いや、そうじゃない!

レグルス「どうせどんな弾幕だろうと、心を読まれればそれまで…だったら!」

掌に意識を集中する。

レグルス「焔剣『フラムベルジュ』!」

私の周りで烈しい炎が巻き起こり、私の手に集まる。やがて炎が一つになり、剣の形に変貌する。どこぞの妹が使うレーヴァテインに比べると、標準的なサイズだ。

さとり「なるほど。刃には刃を、というわけですか。」

レグルス「そういうこと。ま、炎だから切れ味なんて無いけど。」

尤も、この幻想郷に於ける決闘に殺傷力なんて全く必要ない。
感覚を確かめるように一振りする。刀身から迸る火の粉が飛び散り、小さな弾幕となって散る。…うん、これならイケる。

レグルス「さ、行くよ。」

刀身を顔の高さまで持ち上げ、切っ先をさとりに向ける。そして、その刹那、瞬時に相手との間合いを詰める。

さとり「無駄だと言ったでしょう。」

さとりは全く動じることなく、私の動きを的確に読んだ上で鎌鼬を撃つ。

凶「ご主人危ない!!」

魔理沙「レグルス!」

真空の刃は最早目の前に迫っており、回避など不可能。
だが、至近距離で放たれる真空の刃、これこそ私の狙い!

レグルス「見切った!!」

私の剣の切っ先と真空の刃が触れるか触れないかのその刹那よりも短い一瞬、刃を返して鎌鼬を打ち消す。そこから流れるように身を翻し、鎌鼬が作り出していた真空の空間に潜り込む。

さとり「なっ…?!」

身体の回転と真空が空気を吸い込む力全てを利用し、炎の剣を切り上げる。

レグルス「食らいなさい!!」

ズバァッ!!!

紫電一閃、さとりの持つスペルカードを一刀両断するがごとくに焼き切る。

レグルス「ふふ…後の先は割と得意技なのよ?」

さとり「くっ…!」

魔理沙「…後の先って何だ?」

凶「後の先というのは、剣術に於ける用語の一つです。文字通り「後の先をとる」訳なんですが…まあ、わかりやすく言い換えるならカウンターってところでしょうか。」

魔理沙「へぇ。わかったようなそうじゃないような。」

凶「どうして今の説明でわからないんですか…(汗」

レグルス「そろそろ諦めたらどう?」

さとり「…まさかここまで追い詰められるなんて思いもしませんでしたよ。」

表情を崩すことなく、淡々と述べる。本当に思いもしなかったのか甚だ疑問である。

さとり「ですが。」

さとりが冥い目をこちらに向ける。

さとり「次で終わりです。」

レグルス「ふん、往生際が悪いわね。」

さとり「…ふふ…真のトラウマたるものを思い出させて差し上げますよ。」

レグルス「…?」

―第121話 終―

~~~~~
ミラ「ねぇ、私達の出番まだ来ないのー?」
こいし「お姉ちゃんがずぅーっと長引かせているみたいだから、もうちょっと後かな♡」
in楽屋(大嘘)

多分ミラのこと忘れられてるんじゃないでしょうか…凶ならともかく、レグルスも魔理沙も忘れてしまっているのでは…?
なるべく早く終わらせます。次か次の次で決着をば…_(:3 」∠)_

さて、さとりを追い詰めたレグルス。しかし、さとりには大きな秘策が…?レグルスを襲うトラウマとは一体何なのか。

それでは、今回はこの辺りで。
前回のあらすじ 私の勝手
~~~~~
さとり「想起『恐怖催眠術』。」

さとりの第三の目から妖しい光が放たれる。

レグルス「それっ。」

この程度で慌てる私ではない。光とそれに伴う弾幕を躱すと、すかさず反撃する。

ババババ!

さとり「…なるほど。これは面白いものが視えました。」

その時、さとりが薄っすらと笑ったかのように見えた。その笑みはどこか愉快で堪らないというように不吉なもので…
だが、すぐにさっきまでと同じ無表情になっていた。

レグルス「(気のせい…?)」

さとり「遊びはここまで。眠りを覚ます恐怖の記憶(トラウマ)で眠るがいい!」

レグルス「何を想起するのか知らないけど…かかってきなさい!」

さとり「想起『ハイドロプレッシャー』。」

ズズズズ…

重い音が頭上から響き渡る。

レグルス「いきなりこれか…!」

私がその場から飛び退くのと、さとりが振り上げた腕を降ろすのはほぼ同時だった。
直後、轟音を立てて大量の水が私を押し潰さんと落ちてきた。

凶「あれはミラさんの…!」

魔理沙「どっからあんだけの水を持ち出してきたんだか。」

これだけの大技にも関わらず、さとりは何度も執拗に攻撃を繰り返す。

レグルス「いい加減に…しなさい!」

凶「!ご主人!?」

回避の動きを止め、タイミングを見計らう。

ズズズズ…

相変わらず重苦しい音を立てて、頭上に水が集まる。そして、それが私に襲いかかる刹那―

レグルス「そこだ!!」

その水塊の中心へと弾を放ち、爆裂させる。

ドォォォォン!!

さとり「!」

見事水塊は砕け散った。同時に、さとりのスペルカードが弾ける。

さとり「想起『夜空のシンフォニー』。」

レグルス「…カトレアのか。」

美しい交響曲の音色に乗り、鮮やかな音符弾がさとりを中心に広がる。壁や床にぶつかったそれは、音を立てて反射して不規則に動き回る。

レグルス「幾ら不規則だろうと…当たらなければ意味はないわ!!」

音符の隙間を掻い潜り、さとりに肉薄する。

さとり「…!」

レグルス「貰ったァ!」

爪で大きく薙ぎ払い、さとりを周りの弾幕ごと切り裂く。

凶「おお、かっこいい!」

魔理沙「あいつ肉弾戦も出来るんだな。」

失礼な。聞こえてるわよ。

さとり「…危ないですね。」

スペルカードは破った。…が、本体には避けられたか。服の切れ端が宙を舞う。

レグルス「嘘つけ。心を読んで攻撃を読んでたでしょ。白々しいわよ。」

さとり「さあ…どうですかね。次いきますよ、まだまだこれからです。」

レグルス「次は誰の弾幕を再現してくれるのかしら?」

さとり「随分と余裕ですね。いつまでその余裕が持つかしら…?」

さとりが不敵に微笑む。
何か隠しているわね…?余裕は持っても油断はしないようにしないと…。

―第120話 終―

~~~~~
テストがあって更新遅れました(言い訳
許してください何でもしますから!

さて、今のところレグルスが優勢ですが、さとりも何か秘策がある模様…。

それでは、次回もお楽しみに。