昨日の夜、お母さんと餃子作りをしてた時、

 
 
 
マスターの話をしてて、
 
 
 
ふと、お母さんが、
 
 
 
あなたは私に言いたいことないの?
 
 
 
って私に聞いてきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
小学生の頃、仲の良かった友達と何かが原因でケンカしてしまい、数日間だけど学校に行けなくなった時期があった。
 
 
中学生の頃、部長になった私は、後輩とも上手くいかず、すっごく悩んでた時期があった。
 
 
どちらとも最終的にはお母さんが解決してくれて、私は楽しい学生生活が送れたけど、
 
 
その悩みをお母さんにずっと言えなくて苦しい時期があった。
 
 
お母さんは仕事してて、いつも忙しそうなかんじだった。
 
子供ながらに、
 
迷惑をかけてはいけない
 
いい子でいなければいけない
 
親なんだから、私がわざわざ言わなくても、悩んでる姿に気づいてなんとかしてくれるだろう
 
 
と、思っていた。
 
 
 
でも、お母さんは私のこと気にもしてない感じで
毎日仕事に行っていた。
 
 
 
 
ある時、どうしようもない気持ちになった私は、申し訳なさと、なんで気づいてくれないんだ、
という怒りの気持ちを持ちながらお母さんに学校でのこの出来事を話した。
 
 
それからというもの、私は拗ね拗ねの子供になった。
 
どーせ私のことなんか気にしてないでしょ!
 
どーせ私の話なんか聞いてくれないし、興味ないでしょ!
 
 
 
 
 
このことを、昨日餃子を作りながらお母さんに話した。
 
なんか知らないけど涙を流しながら話した。
 
 
 
 
 
 
 
私のとんだ勘違いだった。
 
 
お母さんは私が悩んでたことに気づいてた。
 
なんで声をかけなかったかって、
 
夜お母さんはいつも私に
 
今日は学校で休んだ人いた?
 
って聞いてくるけど、私はそれに対して、
 
いつも同じこと聞かないで。
 
的な感じに言ったみたい…
 
だからお母さんは、
あんまり聞いてほしくないんだなって思って、それから、悩んでた私に気付きながらも声をかけなかった。
 
いつか自分から言ってきたときは、全力で守ってあげようと思ってたみたい…
 
 
 
 
私の勘違い
 
私、お母さんにめっちゃ愛されてた。
 
お母さんは私のことなんでも知ってた。
 
私のことずっと見ててくれてた。
 
 
 
勘違いだった…
 
 
 
それからお母さんは、どれだけ私のことを大切にしてくれてたか話してくれた。
 
 
仕事から帰ってきて疲れて眠いけど、毎日私に絵本を読み聞かせてくれてたこと。
 
私の宿題にずっと付き合ってくれてたこと。
 
人付き合い大っ嫌いだし、仕事忙しいのに、学校の役員を必死でやってくれてたこと。
 
昔の話を、最近のことのように話してくれるお母さん…私のことは全部覚えててくれてた。
 
 
 
 
苦しい顔もださずにやってくれてたから、私はそれが当たり前だと思って過ごしてた…
 
 
本当に親不孝な娘だね…
 
 
いいことは忘れて、自分の勝手に傷ついてた出来事しか覚えてないなんて、本当にバカだねぇ…
 
 
 
 
今まで勘違いしててごめんなさい。
 
 
 
そして、私のことをいつも気にしてくれて、いつも一番に考えてくれてありがとぉ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日の餃子はすっごくすっごくおいしかった
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
宿題はまた今度にしよぉ