事の発端は Linux 上に VMware をインストールして、それに Windows 10 を入れた事から始まる。
この際にプロダクト ID を入れなければ良かったのだが入れてしまった。
VMware 上での動作を確認し実環境で安定動作するかどうか調査するためにライセンスの移行をしようとした。
その際、ライセンス移行する前に Microsoft アカウントから VMware 上のマシンのアカウントを削除してしまった。
これが間違いの元で Microsoft アカウントの紐づけによるライセンス移行ができなくなった。
そこで、マイクロソフトの Windows ライセンス認証窓口( 0120-801-734 )に電話をかけると、別の番号(0120-542-224)へかけなおすよう指示される。
その際に電話の自動応答に対して 1->2->1ー>2 の順番でボタンを押せばオペレーターへつながるという話であった。
言われるがまま 0120-542-244 に電話をかけて 1->2->1 までボタンを押す。
ところが4番目の応答は1がマイクロソフト製品購入用 URL(?)の案内だけしか選択肢がなく切れてしまうのである。
再度、先ほどの電話番号にかけなおすも同じ回答が返ってくる。
これを3回ほど繰り返すがオペレーターにはつながらない。
最後の担当者は「必ずつながります。私も何度もかけてますがつながります。」と豪語するも実際にはつながらない。
全くもって詐欺のようなものである。
こちらはグレーゾーンであることを認識しているので「ライセンス上問題があり新しいライセンスを購入してください」の回答でも良かったのに自動応答で勝手に切られるのである。
最終的には自力でライセンス移行に成功した。
ところで Windows 10 上で hwinfo64 を動作させたところ興味深い結果が得られた。
CPU 温度がいくつかあり 10~20℃ほど差があるのである。
Linux 上でも Tctl と Tdie の2種類があって Tctl の方が高いことは認識していた。
前回 CPU の最高速度で熱暴走を起こしていると判断したのはどちらが本当の温度か判断できず安全側を取って Tctl を読んでいた。
ところが Windows 上で ITE IT6655E の温度を見ると Tdie とだいたい同じなのである。
そこで、どちらが本当の CPU 温度か検索した結果 Tdie の方が正しいことがわかった。
Tdie が CPU の仕様にある「最大温度 95°C」を上回ることはおろか近づくことはなかった。
熱暴走という説は否定されたのである。また振り出しに戻ってしまった。
閑話休題
とにかくマイクロソフトの Windows ライセンス認証窓口の対応は酷いというお話でした。