「あの人」のひと言を英語で: 岡田圭右さん | 普通に生きる難しさ (アメブロ鑑定実績、比類無き 2,000件!令和の世を観る開花心易)

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 松竹芸能に所属する芸歴30年の岡田圭右さん。昨今、後輩たちが独立する背景を述べました。

 

 「コロナがあって、マネージャーが仕事を取りにくい状況になっている。芸人は、それなら自分で道を切り拓いて、オファーをもらえるようにしよかと考える。そういうときにバランスで事務所を出る。でもね。こうして番組に出ていることが、我々のセールスやから」 (高野により引用および編集)

 

以上を英訳してみました。

 Because of COVID, our managers are still having a hard time with getting deals. Some of we comedians start to think that we could go out and make our own deals. If the agency is on the same page with us, that’s the right timing for departure. However, I want young ones to know that performing in shows like this one is the chance to sell yourself.

 

「バランスで事務所を出る」にとまどった私。何と何のバランスか。芸人と事務所の力関係。そう解釈した別訳は、

 Then, dynamics between the agency and the comedian work. Balance gets lost and the comedian chooses to leave.

 

 どこかスッキリしない…。

「バランスで」のひと言に、岡田さんの多くの思いが凝縮されているから。辞めたいと伝えることは、マネージャーの力不足を指摘すること。そう言っては彼が可哀そう。時代が悪い。

 

「我々のセールスだから」にも含みを感じます。 (キミたち、マネージャーのお蔭で、今の番組に出てるやろ。そこで頑張れよ。次につながる仕事をしよう) そんなニュアンスを。

 

 外大で英語を修めた岡田さん、私の訳文はいかがでしょうか。

人生劇場ディレクター 高野 晴夫