「あの人」のひと言を英語で: 立川晴の輔さん | 普通に生きる難しさ (アメブロ鑑定実績、比類無き 2,000件!令和の世を観る開花心易)

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 このたび『笑点』の新メンバーに就いた立川晴の輔さん。スポーツ紙のインタビューに応えて、こんな発言を…。

 

 「おい、お茶!」という要求はウチにはなく、師匠が飲みたいときに出す。だけど、師匠をずっと見ていると「あっちに行け」と言われます。運転手もしましたが、師匠が好きなスピード、好きな車間距離があって、指示はされないんです。自分で考えろと。お客さまが何を求めているか。それを感じられるようになりました。パワハラと言われるかもしれません。そうじゃなくて「愛情深めの上質な苦労」をさせていただきました。

 

 これを英訳した私。

 Where I had my apprenticeship on rakugo, namely Tatekawa school, we were never told to bring tea to the master. If I am sitting close by in case he needs me, he waves me away. I was a driver as well as a disciple of him. Again, my master never tells me how fast I should go or what distance I keep with the car ahead of us. He does have his preferences, but leaves them all to my guessing. “You figure it out” is his mantra. Getting that kind of training for years, I have learned to feel what my audience want from me. You might call it a power harassment; I call it “refined hardships of love”.

 

「ウチ」とは立川流。「あっちに行け」は、師が手で追い払うイメージにしました。

 

 感じて考える。英語学習においても、それは大切です。語いを増やすプロセスに苦労は避けられない。「優しいネイティブの先生と楽しく英会話」だけでは進歩は望めません。私は自分の経験からそう思います。

 

人生劇場ディレクター 高野 晴夫