今回の占的は落語家の立川晴の輔さんです。
この方は岡山県津山市のご出身。５１歳です。『笑点』の新メンバーはこの人。私は女性落語家がくると思っていました...。どのような方なのか。取り急ぎ「考える占い」開花心易（かいかしんえき）で拝見いたします。
主卦は風山漸（ふうざんぜん）。スッキリ標準形で現れました。落ち着いて根気のある人。長い歳月を掛けて一つの職に従事する。その間、山を掘ってトンネルを造るような大仕事に挑む。何か特定のモノに強いこだわりあり。それを集めたり、きれいに飾ったり。それに投じる努力を惜しまない。このタイプに属する他の著名人は、ルー大柴さん、竹野内豊さん、つんくさん。
晴の輔さんの主卦は水山蹇（すいざんけん）を含んでいます。そうなりますと職人気質で「孤高のアーティスト」。腕にスキルがあって若い頃から老成した感あり。仕事は我流で行うけれど、一貫したポリシーを有している。他者の信頼をうらぎらない。長期プロジェクトに参画して吉。
補助星には「余力者」をお持ちです。この星があると、本人の才能以上のものを得られる徳あり。周囲がお膳立てしてくれる。とことん追い詰められ窮地に立つことも。絶望の淵から這い上がったとき本領を発揮する。晴の輔さんはもう一つ補助星をお持ちです。それは吉星・変化（へんげ）。生来のスター。うんと自分を造り変えて人気を得ます。梅沢富美男さん、志尊淳さんにもこの星あり。
気になる現在運は...雷為雷（しんいらい）。突然、空にとどろく二筋の雷光。「白羽の矢が立つ」イメージ。勢いがあることは吉なれど、周囲があまりに騒々しい。占的は落ち着きたいのにバタバタ動かされる。新たな人間関係に慣れるまで時間がかかりそう。
ともあれ、立川晴の輔さん。笑点にご加入、おめでとうございます。これから「良い答」を量産して、重なるザブトンの上から世界を眺めてください。
人生劇場ディレクター 高野 晴夫