KANさんのGBデビューは、1987年5月号。

その後6月、7月と3か月連続で取り上げられている。

5月号は、大林宣彦監督の「おかしなふたり」の音楽をデビュー前にも関わらず任されたこと。

1年間で3枚のアルバムを発表することが決定していること。

そして3月24日に渋谷ライブ・インでライブを行い、5月にも予定されているとあるが、

6月5日渋谷ライブ・インの事と思われる。


6月号はKANさんのインタビュー。

「デビューについては、特に感動というのはあんまりないですね。

そんなことより、次にやりたいことややらなくちゃいけないことが実際問題として、いっぱいあって、

それどころじゃないって感じです(笑)」 


7月号は、1stアルバム「テレビの中に」ココが聞きどころ。

「SPUNKY DANCE」で陽気にステップを踏ませておいて、体の力をスーッと抜かせるピアノ・ソロ、

そして、その乾いた哀愁をおびた音色で包み込むように始まる「セルロイドシティも日が暮れて」

へのくだり、だ。

「アルバム1枚を聞くかどうかって、A面1曲目から2曲目への印象がとても大切だと思うんです。

ボクがそうなだけかもしれないけど(笑) だから凄く気を使った部分なんです」

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