最近GyaO!の映画コンテンツに、私の好きな香港映画の作品が数多く増えて嬉しい限りです。
 
 「恋のカウントダウン」は1987年の制作で、日本公開は1991年4月。東京・大森にある「キネカ大森」のみで単館上映されていた記憶があります。以前にアジア映画を専門に上映していた時期があって、今までに十数回訪れたことがある映画館ですが、たしかこのときが初めてでした。
 
 その後今まで再度観る機会がなかったので、まるまる20年ぶりにぐらいに改めて観てみると、ストーリー的にはともかく、脚本に王晶(ウォン・ジン)、プロダクションデザインに譚家明(パトリック・タム)、張曼玉(マギー・チャン)がオープンカーに乗る謎の女性役でカメオ出演していたりと、大物のクレジットが脳裏から全く抜け落ちていたことが分かって観た甲斐がありました。
 
 たしかこの映画は、監督したエリック・ツァンと主演のアラン・タムが興した映画制作会社「A&E アラン&エリックフィルム」の第一回作品だったように思います。そういえば同時期に「D&B」という制作会社もありましたね。