グリーフワーク 悲嘆に向き合うこと ~4~ | 大切な人・子供さんを亡くした方の 心を癒す スピリチュアル・グリーフケア★ YOUのブログ ★

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「死後の世界」は存在し、大切な方は今も生きています
この真実がスピリチュアルグリーフケアの基本的な思考です

 

悲嘆(グリーフ)のプロセス

grief process

 

悲嘆に向き合うこと ~4~

 

精神論ではなく 研究をされてきた

グリーフ段階を 私の感想や実体験も

照らし合わしながらお伝えをしたいと

思います

 

 

余りご興味のない方は

長い文章に、少し難しい内容も含まれて

いますのでスルーしてください

 

まぁ見てもいいかな~』っと

思って頂けると嬉しいです(^.^)

 

12段階あるので・・・

12回シリーズになります(^^;

宜しくお付き合い下さいませ<(_ _)>

 

 

 

 

グリーフ:心の反応

 

心に影響を与えるグリーフ

グリーフの最も大きな影響はその感情や

認知に与える影響です。

感情、認知、行動的な側面を分けて

検証することも可能ですが、

ここではあえて肉体的影響以外をすべて一緒に

扱う事にしています。

 

 

 

全ての感情を受け入れる必要がある

 

ここにあげた反応は、

大切な人を失った場合に通常に

見られる反応です。

 

このような感情をはじめて経験すると、

自分が精神的におかしくなってしまった

のではないか、と心配する人もいますが、

全く正常な反応ですので心配する

ことはありません。

 

喪失への適応で重要な項目の一つは、

自分の感情を受け入れる事にあります。

 

時には否定的な感情(恨み、嫉妬)が

胸に湧き上がってくる事があるかもしれませんが、

自分がそう感じていること」を

受け止めることが必要です。

 

さらに、感情の波が襲ってきたときに、

自分の感情がコントロールできない、

泣くのは弱いなど、自分を責める必要は

無いことを理解しましょう。

 

 

 

 

 

 

◆アルフォンス・デーケンの

悲嘆のプロセス 12の段階

 

「この辛い12の段階を誰かが
代わって行うことはできない、
自分の中で時間をかけて消化するより
仕方がない 」
 
12の階段の内容は個人差があり、
順番に経験することもあれば、
入れ替わることも、
同時に経験することも そして、
順番を飛び越えることもある。

 

 

(4)   怒りと不当感

anger and the feeling of injustice

 

ショックが少し収まると、

悲しみと同時に不当な苦しみを

負わされたという激しい怒りが生じます。

 

交通事故や急病による突然の死の後では、

この感情が 強く現れます。

 

交通事故などのように、

愛する人の命を奪った相手がいる場合には、

加害者に対する怒りが強くなります。

 

また、病死で入院中に亡くなったりすると、

その怒りが看護婦や医者に向かうこともあります。

いずれにしても、なぜ自分だけがこんな不幸に

遭わなければならないのかという不当感が

つきまとい、 自分にひどい仕打ちを与えた運命や

神に対する怒りが表出されることが多いのです。 

 

逆に、この怒りの感情を外に向かって

率直にはき出せず、いつまでも怒りを心の中に

留めていると、知らずしらずのうちに心身の健康を

損ねてしまいます。

 

したがって、無理に怒りの感情を押し殺さず、

上手に発散させることが必要です。 

 

また、周囲の人も、悲嘆のプロセスの初期に、

怒りや不当感を強く感じる時期があることを

理解しておく必要があります。

 

この怒りの感情表出に対して、

周囲の人が反応してしまうと、

本人はますますやり場のない怒りの感情を

心の内にいだくことになります。

 

 

 

 

トーマス・アティッグによる考え方

トーマスアティッグは

元ボウリング・グリーン州立大学教授。

ここではその著書「死別の悲しみに向きあう」で

紹介されている考え方を紹介したいとおもいます。

アティッグはこのグリーフの研究家としては

少数派の哲学のフィールドから、死別、

グリーフについての研究をしています。
(特に断らない限り、引用はすべて

「死別の悲しみに向きあう」大月書店、1998より)

 

 

 

謎に立ち向かう

 

トーマスアティッグは死別とそれを取り巻く

グリーフは「謎」に似ており、

その謎に立ち向かうのに必要なのは

「世界を学びなおす営みである」という。

 

アティッグは「私たちが悲しむとき、

たんなる問題ではなく、

謎が人生の中心的位置を占める。問題とは、

解決し、決定的な形で答え、制御し、管理し、

征服することができる試練だ。

私たちは、満足できる解決法を見つけ、先に進む。

これに 対して、謎は、それほど断固として

対処することができない試練を突きつける」という。

 

謎は単純な問題でなく、しつこく、

姿を変えながら私たちの前に現れる、

私たちの理解を超えた謎であり、解いたり、

制御したりすることは出来ないのだという事を

知る必要がある、と言う。

 

現実 ・死 ・ は考え方によっては

変えられない事は明白だが、

その謎に繰り返し立ち向かう事は可能だと

アティッグは考えている。

 

その過程で人は一時、役立つ生き方を

学ぶことが出来た、と感じるが、

再びコースを変えなければならないことに気づく、

という事を人生を通じて繰り返しながら、

グリーフワークを通して世界を学びなおすのだと。

 

「私たちの思考で現実を変えることはできなくても、

人は適切な対応を打ち出すことはできる。

私たちの考えに根本的な

限界があるにもかかわらず、最善を尽くして、

どんな困難な経験にも耐え抜き、

学びなおす努力をすることにはつねに意味がある。」

 

 

 

 

 

4段階 怒りと不当感

不当な苦しみを負わされたという感情から、

強い怒りを感じる。
「私だけがなぜ?」

「神様はなぜ、ひどい運命を科すの?」 

※ショックがやや収まってくると
「なぜ私だけが、こんな目に…」という、不当な
仕打ちを受けたという感情が沸き上がる。 

 

 

怒りはショックで思考回路がショートした後に

 

現状が見えてきたからこその感情だと

 

思います

 

 

怒り・憎しみはショック後の感情の現れです

 

それが外に向かって出たり・・

 

自分に向けて自責の念として強く現れます

 

 

大切な人を亡くすことで、この世は不条理なこと、

 

処理をできないほどの感情を心に

 

抱えると思います

 

 

それは・・・

 

今まで生きてた人生の経験からくる

 

思考で判断することだからです

 

 

人の死について

 

深く向き合ったことがなかった

 

私たちは・・この世の価値観・思考で

 

思い・行動することは当たり前の感情だと

 

私も経験をしてきて思います

 

 

では・・・いつになったら憎しみ・怒りが

 

心から開放ができるのか・・?

 

その事に対してはグリーフケアでは

 

語られていません

 

すべて、起こることの現状の結果のみです

 

そこでどうしたら憎しみや怒りから

 

抜け出せるかは語られていません

 

 

それはこの世的な発想では

 

解決ができないからだと思います

 

その気持ちが落着く、日にちが経って

 

記憶が薄くなるのを待つ・・・

 

心に蓋をする・・・

 

仕方がないから諦める感情になるまで待つ

 

そんな気がします

 

 

私は、この当たり前の感情の思考から

 

新しい価値観・思考を学び、気づくことで

 

心を段々とコントロールができると思っています

 

 

それはワークショップなのでも皆さんを見て

 

感じています

 

 

新しい価値観を学ぶことは、今までの価値観とは

 

まったく違う視点になります

 

真剣に取り入れようと努力を重ねていかないと

 

心の中までは届きません

 

そんな簡単なことではないけれど・・・

 

大切な人に誓い、一歩一歩進んでほしいと

 

思っています

 

 

霊的価値観・思考を変えることで

 

 

必ず 4段階 怒りと不当感

を無くすことができます

 

 

 

始めること・・・

 

一歩前に進むこと・・・

 

継続すること・・・

 

 

 

新しい自分・新しい笑顔・新しい幸せが

 

大切な人からのギフトに気づける✨✨✨

 

大切な人に笑顔をお返ししましょう✨✨✨✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大切な方を見送られた方へ 

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