悲嘆(グリーフ)のプロセス
grief process
今回からのブログ発信は
精神論ではなく 研究をされてきた
グリーフ段階を 私の感想や実体験も
照らし合わしながらお伝えをしたいと
思います
余りご興味のない方は
長い文章に、少し難しい内容も含まれて
いますのでスルーしてください
『まぁ見てもいいかな~』っと
思って頂けると嬉しいです(^.^)
12段階あるので・・・
12回シリーズになります(^^;
宜しくお付き合い下さいませ<(_ _)>
よりの抜粋です
人は、大きな喪失を経験した時に、
世界が今までとは全然違うものに
なってしまったと感じます。
そして後ろを振り向き、
失ってしまったものを求め、
なんとか取り戻したいと思いますが、
それは無理なことを知り、悲しみます。
なぜ自分が望みもしないのに、
こんなことになってしまったのか、
答えの出ない問いを発し続けます。
これがグリーフ(Grief)です。
グリーフの反応は、
心理的、肉体的、認知的、行動的、
スピリチュアルなど様々な側面で起こります。
グリーフは、大切な人との絆が
引き裂かれたという喪失への、
正常な、正当な反応です。
痛みがあるのは、そこにかつて強い絆があり、
そして、今でもある証、と言っても良いでしょう。
苦しみが強いのは、その絆が遺された者に
とってかけがえがなかった証でしょう。
しかし、その痛みはあまりに強く、辛く、
「こんなに苦しむのは病気ではないか」と
遺された者が心配するほど、
自分自身をコントロール出来なくなって
しまうようなケースも見られます。
◆アルフォンス・デーケンの
悲嘆のプロセス 12の段階
1・精神的打撃と麻痺状態
(shock and numbness)
愛する人の死に遭うと、
しかもその死が急激であればあるほど、
そのショックは大きく、
一時的に現実感覚が麻痺状態に陥ります。
よく、頭の中が真っ白になっ て
何もわからなくなったと言います。
この一時的な情報遮断状態は、
心身のショックを少しでも和らげるための
生体の本能的な防衛機制と考えられています。
従って、普段とてもしっかりしていた人が
このような状態になったからといって
精神的におかしくなったわけではありません。
一過性の現象であれば全く心配ありませんが、
この状態が長引けば問題があります。
私の経験ですが・・・
息子が突然に事故で亡くなったことが
信じられないとい思いすら 思えなかった
と感じました
お葬式の会場に息子の名前が
大きく書かれた看板を目にした時・・
私はその看板を見つめて
『なんなんだ・・・
何で息子の名前が・・・』
その場で呆然と涙も流さずに
立ち尽くしていた記憶があります
この時点の私の状態は
1段階 精神的打撃と麻痺状態
だったと思います
愛する人の死という衝撃によって、
一時的に現実感覚が麻痺状態になる。
頭が真空になったようで、
思考力がグッと落ち込む。
心身のショックを少しでも和らげようとする
本能的な働き、 つまり、防衛規制
大切な人を亡くすことは
この感覚を経験をされている
方も非常に多いと思います
ただすべての人がそうでもないことも・・・
病気で旅立たれる人の中には
お別れする心の準備をされた方は
この1段階 精神的打撃と麻痺状態は
小さくてすむ人もいると思います
本当に人それぞれの心の現れになりますので
グリーフケアはその方、その方の心の状態を
聞かせて頂きながら寄り添うことが理想です
グリーフについては研究は進んでいます
しかし・・日本ではまだまだグリーフケアの分野は
世界に比べると認識が薄いのが現状です
人の脳の働き(科学的)と
スピリチュアル視点の感性が
融合することで
新しいグリーフケアが生まれると
私は思っています
科学と霊的を繋ぐことで
最大の悲嘆が癒せる方向が視えてくる
その思いでスピリチュアル・グリーフケアを
伝えていきたいと思っています
大切な方を見送られた方へ
死別専門のカウンセリング
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