ふと気づく
最近
身動きがとれない苦しみに
苛まれることがほとんどなくなった
1年前はもう
そのことを考える、思い出すだけで
苦しくて恥ずかしくて後悔して
そのことを
頭に思い浮かべることすらしたくなくて
寝て逃げる
…
考えなくてすむのは
眠っているときだけだから
死んだように
生きていた
今もあまり
日々を生き生きとはできてはいないけれど
落ち込みが少なくなったのは
進歩だ
すごく進歩だと思う
1年前
あることで
私は人に迷惑をかけた
そんなつもりはなかったけど
結果、4人の人間に不快な思いをさせた
そのうち3人は人生の恩人だったのに
法にふれることではないけど
一生
後悔し続けると思う
私は田舎から逃げた
もう誰にも会いたくない
会わせる顔すらない
親からも夫からも逃げた
何より自分自身から逃げた
恥ずかしくて苦しくて
自分を消したくて
死のうとしたことも何度もある
この1年
ほんとうに
苦しかった
ひとりぼっち
まさに
月に1度
田舎に帰る以外は
ひとりぼっち
アパートにぽつん
生きているというより
ただ、居るだけ
他人が見たら私は
自由気ままに家出して遊んでいる、呑気な主婦
私を知らない知人はみんな
私をうらやましがる
人はいかに
表面しか見ていないのだな
ということがわかる
当たり前だけど
当然のこと
人の心の奥底など
他人にわかるはずがない
にこにこ笑って明るい人が
次の日に飛び降りたりするものだ
「人間はひとりぼっち」
誰といても
きっとそう
そのことに
もっとはやく気づくべきだった
そして
「ひとりを怖がらない」
「ひとりは怖くない」
と
いうことにも
この1年
私なりに
学んだことがある
月日が寂しさや辛さを癒してくれた、ということも
あるとは思う
しかしそれだけではない
人間は
いい意味で
「孤独」にならなければいけない
自分自身にしか
癒せない傷がある
他人の力を借りていたら
きっと、もっと、こじらせていた
「いい意味で、
人に頼らないこと」
これは
すごく大事だと思う
私にとっては
私は人にすぐ依存してしまうタイプだった
悩みは人に相談するものだと
それしか頭になかった
病気でもないのに
それをしたら
ただ
弱くなるだけだ
1年前
このことに気づかなかった自分を恥じる
そして
辛くても苦しくても
夜は眠り、朝はきちんと起きること
なるべく体に良いものを食べること
走ること
しんどいときは、少しでも歩くこと
誰とも話さなくても
人のいる場所に行くこと
気持ちを自分に向けすぎないこと
まわりを見ること
視点をかえること
1年かかってしまった
1年も
時間をそうとう無駄にした
けれど
気づけてよかった
よかった
来月
田舎に帰ろうと思う
アパートの契約を更新しなかった
あとひと月と少し
もう少し
ここでひとりで踏んばったら
もう
田舎でも生きていける気がする