世界中のモータースポーツは命がけである。
モトGPやF1、GT選手権などもそう。
一瞬のミスで命を落とす危険と隣り合わせであるがゆえに、自分にはもちろん、他人にも厳しい世界であり、そんな世界で最速を目指す人々は神経を研ぎ澄まし、同じTEAMであってもピリピリとした緊張感が漂っている。
そりゃそうだ、命がかかっている。
だが、RCは違う。同じく最速を目指す競技はあるし、セッティングだって本物により近いものがあり、まるで車を運転している感覚にもなれるし、モータースポーツを感じることができるが、命は落とさない。
RCの世界でも勝負をする競技で結果を残すのであれば、とてつもない練習量が必要だし、集中力も技術も必要ではある。が⋯厳しくある必要はない。
まして競技思考でもなく、気軽にRCを走らせて楽しんでいる層に、グタグダとプロ気質の何たらなんて不要中の不要。いい意味で所詮はラジコンなのである。
何を息を巻いているのか。そう言った世界観では、RCはやはり流行りきらない。
最近はタミヤさんがRCピクニックなどのお気軽イベントを積極的に実施していて、老若男女たくさんの方が参加している。
こういうイベントや雰囲気がRCの生き残る道だと僕は思う。
競技を否定しているわけではない、どんなジャンルでも競争は必要。存在意義ですらあり、一番を求めるのは生き物の性だから。
ただ、ストイックなRCの世界にRCがこの先今以上に普及する要素は少ない。
だって今までがそうだったし、その結果が今だから。
ブロックヘッドのようなお洒落な世界や、アウトドア、ファッション、気軽なレース、カスタムメイン、お笑い要素など、RCって詳しくなくても、競争心がなくても、何だったら作らなくても、遊んでいいんだって敷居の低さが必要なんだと思う。
サーキットもそう、ハイエンドマシンがビュンビュン飛ばす、専門用語がバンバン飛び交う、そんな世界ばっかりじゃ入りにくい。
もちろん、そこに到達できたらそれはそれで最強に楽しいのも事実だろうし、その世界を知っている人は、そこに引き上げたいとも思うのも経験上わかるのだけど。
それよりも初心者さんが初めて買ったグラスホッパーで、パッと行ったサーキットでシェイクダウンさせてくれるような懐の深さがもっと必要なのだと思う。
RCを走らせる楽しさ、気軽に走らせていい場所が先。
そこから進めば勝手に速さを求めていくもの。
ラジコンは楽しい。RCは本当に楽しい。遊び方はいくらでもあり、どれも正解。どんなマシンも電波で走って面白い。エントリーもハイエンドも、遠隔操作が面白い。
そして『命は落とさない』
所詮ラジコン、気軽にやろうよ、誰でもウェルカム!RC最高でしょう☆


