スピンオフ翔太の恋物語1  ~純粋な恋~ | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

by 翔太


人に恋をするというのは初めてだった。


異性。


それは俺の中では所詮遊びの相手でしかなかった。


遊んだり、キスをしたり、セックスをしたり。


そこには愛なんてものはない。


俺は顔でしか選んでない。


相手はどうだったんだろうか。


そこは全く分からない・・・が。


でも、一つだけ言えるのは俺は一度たりとも誰かを好きになったことなんてないってことだ。


そして、それはこれからも続くと思っていた。


だけど違った。


好きな人ができたんだ。


いつだったとか正確なものは分からない。


気付いた時には、好きになっていた。


話すたびに焦って。


だけども嬉しくて。


そんな矛盾した且つ至極当然な感情を抱いているのに知った頃には完全に彼女の深みにはまっていた。


綾香を見つければ自然と目で追いかけてしまう。


笑顔を見れば釘づけになってしまう。


笑う顔が好きだった。


微笑みが可愛かった。


仕草が愛おしく思えた。


すべてが好きだったんだ。


そう。それは・・・。


「翔太君!」


「ん?」


「今・・・誰もいないよ?」


路地裏。そう言ってキスをせがむ綾香。


そんな彼女にキスをするのも躊躇ってしまうほどに。


この時だけ、俺は純情だった。


欲求というものはあるにもかかわらず動くことができない体。


心とは裏腹に弱虫な自分の体。


デート一日目でホテルに向かうのが俺の中のスタンダードだった。


当然俺が微笑みかけて「行こうぜ?」なんて言ったら断る女の子はいなかった。


綾香に言ったらどうだろう?


了承してくれるかな。


色々な答えを想像しながらも・・・俺は結局言わなかった。


できる自信がなかったんだ。


好きな人と。


それと同時にまだ最初のデート。


こんなところで亀裂を生みたくなかった。


もしかしたら、彼女が俺の安易なセリフで嫌いになってしまうかもしれない。


それはどうしても避けたかったんだ。


・・・手放したくない。


そう思うほどに彼女を好きになっていたから。


最初のデートはなにもすることなく、11時で帰路についた。


二回目のデートも何もなく。


三回目のデート。


俺はここでもキスまでにしようって決めていた。


帰り際、彼女にキスをして


「もう夜遅いし帰る?」


そう聞いた。


彼女の返事は俺の中でもう決まっていた。


「うん」そう答えながら頷くだろうと。


だけど、俺の予想は外れる。


「やだ・・・」


上目遣いで頬を赤らめて、俺の袖を掴んだ。


ドクン・・・ドクン・・・。


少しずつ理性が飛んでいく。


「じゃあ・・・どうしたいの?」


「今日は帰りたくないな・・・」


一瞬。


俺は我を忘れた。


自分を取り戻した時、俺は彼女を抱きしめていたんだ。


抱きしめた綾香の体はとても華奢でおもっきり抱きしめたら壊れてしまうそうだった。


「翔太・・・く・・・ん?」


「どっか・・・泊ってく?」


「うん」


俺らは一夜を共に過ごした。


けど、朝起きて彼女は不満そうな顔をしていた。


まぁ・・・当然だろう。


俺は彼女を襲わなかったから。


「なんで?」


ベッドの上。横座りをした綾香は俺に聞く。


「大事な人・・・だから」


俺は彼女の顔を見ずにそう言った。


「ありがと・・・」


その声に不満の色は含まれておらず、優しい透き通った声だった。


彼女の顔を見る。


彼女は僕に微笑みかける。


・・・ドクン。


心臓が高鳴った。




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