ここか・・・。
僕はファックスに書かれてあった、駅に到着する。
僕が想像していた街並みとは全然違った風景が目に映る。
周りが田んぼだらけで・・・
みたいなイメージだったけどそんなことなないらしい。
あまり、高層建築はたっていない。
だからと言って田んぼや畑ばかりってわけでもない。
基本的に一戸建てが多い。
ここで僕は生活をしていくのか・・・。
そう思うと不安が募る。
けど、決めたこと。
まあ、強制的にだけど・・・。
「遅かったわね・・・」
家の前まで行くと、そこにはあの母親の姿が目に入った。
「街並みを見物しながら来たからな」
「そう。まあ、別にいいけど。とりあえず中に入りなさい」
母親は僕を中に案内する。
かなり綺麗な一戸建て。
多分新築だろう。
僕は母親の言うとおり中に入る。
中は外面と同じようにとても綺麗な家だった
螺旋階段とかあるし・・・。
「相変わらず・・・趣味悪いな・・・」
「別にいいでしょ?私の家なんだから」
「あんたのじゃなくて、父さんのだろ?」
「それは私の物みたいなものなのよ・・・」
そう言って、螺旋階段を上っていく。
二階に着き、最初にあったドアを開ける。
「ここがあなたの部屋よ」
その部屋には家具などがそろっていて、
かなり広い。
二人部屋でちょうどいいくらいだ。
「ここなら・・・文句ないでしょ?」
そう言って母親は僕をその部屋に置いて
一階に降りて行った。