41話 由美の消失 | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

今まで感じたことのない疲労感が僕を襲う。


僕は無意識のうちにベッドに倒れ込んだ。


「優しさか・・・」


僕は腕で目を伏せる。


由美は・・・なんであんなことを・・・。


由美は僕の気持ちに気づいてる・・・?


もし・・・そうなら・・・。


僕の気持ちが夏帆に動いてることが分かってたら・・・。


でも、その人の考えは当人にしかわからない。


だから、分かるはずない。


そう言い聞かせてても・・・由美は・・・。


なんとなく・・・わかってる気がする。


でも、それはいつから・・・?


僕が由美に途中までではあるけど話したあの日から・・・?


それとも、どこかで僕と梨香さんの話を聞いたとか?


・・・・・・・・・・・。


どれくらいの時間が経っただろうか・・・?


目が覚めたら、外は暗くなっていた。


どうやら、あのまま眠っていたらしかった。


その時、電話が鳴った。


「何だよ・・・」


僕は舌打ちをして手探りで携帯電話をとって、


表示を確認する前に電話に出る。


「もしもし・・・」


『杉原君・・・大変です!!』


電話の相手は梨香さんだった。


しかも、なんだかあわててる・・・。


「どうしたんですか・・・?」


『由美お嬢様がいなくなったんです!!』