店員さんから受け取った注文した
ハンバーガーがのったトレーを受け取り
店内の座るスペースまで行く。
まだ、あまり席は埋まっておらずどこでも座れる状態。
「どこ行く?」
「窓側・・・行こ?」
由美の声のトーンが低い。
「う・・・うん」
僕は頷き窓側の席に座る。
その対面側に由美が座る。
由美の表情はさっきまでとはまるで違う。
「どう・・・したの?」
恐る恐る僕は聞く。
「何が?」
「なんかさっきと違う・・・」
「その理由・・・分かるでしょ?」
「え・・・?」
まさか・・・聞かれてた・・・?
「じゃあ、一つ質問です」
由美は人差し指を立てる。
「何・・・?」
「夏帆・・・って誰・・・?」
僕は答えられず下を向く。
「私には・・・言えない人?」
由美は悲しそうな表情を浮かべる。
「僕の彼女は由美だぜ?」
「だから・・・不安なんだよ・・・違う女の人の名前を君が言って・・・」
「わかった・・・。言うよ。僕と夏帆のこと・・・」