12話 告白とアドレス | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

「どうした?」


その後、数秒間の沈黙が二人を包む。


僕は由美が口を開くのを待つ。


そして、由美は深呼吸をして僕の方を向く。


「裕樹君!!私は君のことが好きです」


僕は少しの間、呆気にとられる。


その後、僕は思わず笑ってしまった。


「え?なんで笑うの?」


由美は困惑しながら、顔を赤らめる。


「順序がすごいなぁって。キスした後だぜ。もう」


「まあね。でも、言っておこうかなって。やっぱ、行動だけじゃなくて・・・さ」


「そっか」


そう言って、一旦僕は言葉を止めた後、


「僕も由美のこと好きだよ」


目を見て言えなかった僕は、


バツが悪そうに顔をそむける。


「ありがと」


由美がそういって微笑んだ後、


「あ、ねえ、携帯のアドレス教えて」


由美は自分の携帯を出してそう言った。


白い真新しい携帯で、可愛らしいキーホルダーが3つほど。


やっぱ、エリートクラスにいても女の子は女の子なんだよな。


そんなことを考えながら、僕も携帯を取り出す。


「はい」


赤外線のポイントを相手の携帯を合わせる。


そして、互いのアドレスを受信する。


僕は、そのアドレスが届くと僕は少し嬉しくなった。