あ~・・・気持ち悪い・・・。
ジェットコースターを乗り終わった後の最初の感想がこれだ。
無意味にぐるぐる回転しやがって・・・。
恨めしそうに僕は機体を見る。
「どうしたの~?」
真美は僕をからかうようにそう言った。
「なんで、こんな怖ろしいものにみんな乗ろうとするんだろうな?」
「みんなスリルが好きなんだよ」
人間ってわかんないな~・・・。
寿命が縮むかと思った・・・。
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そして、何種類のアトラクションをやっただろうか?
空は、いつのまにか日が暮れて、遊園地全体が
ライトの光によって照らされる。
「もう夜だね・・・」
真美の少し切ない顔が浮かんだ。
「そうだね・・・。多分、次のアトラクションが最後だね」
「じゃあ・・・これ乗ろ!!」
・・・!!
「観覧車か・・・。ロマンチックだな」
「でしょ~?」
真美はそう言ってライトアップされて、
綺麗な赤に染まった観覧車に向かって走り出した。
この時の僕は有頂天だった。
けど・・・この観覧車で僕はすべての記憶の欠片
を紡ぎ、そして真の絶望を味わうことになる。
真美のすべてを・・・知るんだ・・・。