52話 優しくキスをする | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

二人の体は雨で濡れる。


けど、そんなの全く気にならない。


僕は何よりも温かいものに触れているんだから・・・。


僕はキスをしながら、真美の背中に腕を回す。


と同時に、真美も僕の背中に腕を回す。


真美の服は洗ったばかりの服ぐらいぬれていた。


きっ僕のもそうだろう。


ふいに真美の舌が僕の舌にあたる。


そして、一瞬理性が飛んだ。


僕は舌を動かし真美の舌に何度も触れる。


真美はどんな表情で・・・想いでいるのだろうか・・・?


目をつぶっているからわからない。


真美の足が少しふらついて僕達の唇は離れた。


僕が目を開けると真美の顔がかなり赤い。


「どうしたの?」


「反則だよ」


真美は手の甲で口を隠すような仕種をした。


「何が?」


「ディープはダメだって。けど・・・」


真美は僕に笑顔を見せて


「拓也。大好き!!」


そういって僕に抱きついた。


僕は真美をしっかりと受け止める。


そして今度は、一瞬だけ・・・


優しくキスをした・・・。