その僕はとても小さい。
三歳ぐらいだろうか・・・?
なんで、そんな小さい僕はこんな雨の中で
砂場に座っている?
その時、一人の女の子が走って小さな僕にかけよる。
その女の子も同い年くらい。
顔を見ると、すぐだれだかわかった。
真美だ。
面影が残ってる。
『拓也!!こんなとこにいちゃ風邪ひくよ!!』
ずいぶんしっかりした妹だ。
思わず苦笑する。
『・・・うん』
『じゃあ、帰ろ?』
『帰りたくないよ・・・』
『ダメだよ・・・帰らなくちゃ・・・」
真美がそういって手を差し伸べた。
小さい僕はその手を握って立ちあがる。
そして、その二人は公園を出ていき、姿が見えなくなった。
今の映像は?
僕がなぜあそこにいたのかわからないままだ。
僕は、その時無意識のうちに携帯を出して
メールを送っていた。
『今からあの公園にきて』
真美に絵文字を一切いれず、
意味深なメール・・・。
真美は来てくれるだろうか・・・?