50話 意味深なメール | love storys  ~17歳、私と君と。~

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

その僕はとても小さい。


三歳ぐらいだろうか・・・?


なんで、そんな小さい僕はこんな雨の中で


砂場に座っている?


その時、一人の女の子が走って小さな僕にかけよる。


その女の子も同い年くらい。


顔を見ると、すぐだれだかわかった。


真美だ。


面影が残ってる。


『拓也!!こんなとこにいちゃ風邪ひくよ!!』


ずいぶんしっかりした妹だ。


思わず苦笑する。


『・・・うん』


『じゃあ、帰ろ?』


『帰りたくないよ・・・』


『ダメだよ・・・帰らなくちゃ・・・」


真美がそういって手を差し伸べた。


小さい僕はその手を握って立ちあがる。


そして、その二人は公園を出ていき、姿が見えなくなった。


今の映像は?


僕がなぜあそこにいたのかわからないままだ。


僕は、その時無意識のうちに携帯を出して


メールを送っていた。


『今からあの公園にきて』


真美に絵文字を一切いれず、


意味深なメール・・・。


真美は来てくれるだろうか・・・?