37話 どんな表情で? | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

教室に入ると、まだ誰もいなかった。


「早く来すぎたかな・・・」


僕は、自分の席に座った。


初めての感覚だ。


教室に誰もいない。


いつも騒がしい教室の中が


無音で覆われている。


登校時間の30分前。


誰もいないのは当たり前だ。


僕は、特にやることもなかったので、


立ちあがり、一枚の掲示物をみる。


その紙には、今年1年の予定が


書きこまれていた。


今は10月。


24日に体育祭がある。


今日は18日。


何の準備もしてないまま一週間を


切っている。


さすがに種目ぐらい決めないとまずいんじゃないか?


12月にマラソン大会がある。


寒い中誰が好き好んで走らなくてはいけないんだか・・・。


しかも20kmだと・・・?


帰宅部にはかなりきつくないか?


そして、2月に2年生最大の行事である


修学旅行がある。


行く場所は韓国らしい。


外国行くならヨーロッパがよかった・・・。


僕がいくら願ったところで何も変わらないが・・・。


その時、教室のドアが大きな音をたてながら開く。


僕はその音の方を向いた。


そこにいたのは真美。


まだ、25分前。


みんながくるのは10分以上後のこと。


この10分間、僕は真美と二人で


この教室にいることになる。


僕は、真美にどんな表情で、


接すればいい・・・?