子どもにも様々なタイプがいますよね。

人見知りをする子、人見知りをしない子。

 

最近は人見知りをしない子に話しかけられることがあって

その子が危険な目に合わないかどうかが気になります。

 

通学路で周りで大人が見ているといえども、子どもがいつ、どこで、誰に話しかけているのか

日頃の出来事を話す機会を設けて聞き出せたら、被害を未然に防ぐこともできると思います。

 

人見知りをしない子は大変仲良くなり、つけいりやすい対象になります。

そして大抵は話をたくさんしたがります。

 

話を聞いてくれる大人がいれば、子どもは喜んで話をしてきます。

聞いていないこともペラペラとしゃべっています。

 

学校の事、家の事、住所や名前、驚くほど口から漏れ出ています。

特に低学年の子どもによく見られます。

 

低学年が対象の加害者であればそれで十分になってしまいます。

ただ、加害者というものは執着や執念が強く、計画性が高いです。

低学年の間に顔見知りになり、対象の中学年・高学年以降になるのを気長に待つタイプもいます。

 

いつ、どのタイミングで牙をむくかわかりません。

できることはプライベートゾーン・パーソナルスペースを教える。これに尽きると思います。

 

大袈裟、男の子なら大丈夫、男の子ならそれぐらい当たり前

そんな感覚は捨ててください。

 

我が子、教え子を加害者から守りたいという思いがあるのであれば

行動をしてください。

 

 

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miami car accident lawyersによるPixabayからの画像

 

本日は通っている再犯防止プログラム先の先生が

証人尋問として出廷するため、その公判の傍聴にいきました。

 

法廷は緊張しますね。

自分は被告人としてあの場所に立ったんだなと。

逮捕から留置所での感覚が一瞬戻ってきた気がしました。

 

詳細は伏せておきますが、窃盗事件です。

社会での居場所がなくなり孤立を強めてしまい、アイデンティティの消失による孤独を感じて犯行に。

その他、飲酒等も要因にはありそう。

 

この方も再犯防止プログラムに通われていたものの、再犯をしてしまったといいます。

通っている間は確かに大丈夫だとは思います。

 

ただ、通う頻度が下がってきたとき、環境など転機が訪れた時、または予期せぬ突発的に誘惑が来たとき

その時にいかに耐えられるか、自制ができるか、そこがとても大事なのだと感じました。

 

自分で自分を客観的にみる(メタ的思考・メタ認知)、そして自分を制御する自己検閲機能。

これらをしっかりと身につけなければならないと思います。

 

 

先生が今回言っていた「意志はあてにならない」

 

本当にこれを考えながら生きていかなければならないと思います。

人間と言えども、他の動物とほとんど同じです。ただ少し知性があるだけです。

知性があるだけで、行動原理は刺激と反応です。

 

知性があると驕ってしまい、自分のコントロールを疎かにしてしまうと

一気に犯罪へと飲み込まれていきます。

 

私も再犯防止プログラム中に「自分を信じるな」と言われたことがあります。

言われた当初はなにを言っているのだ?これは信用にならん…と不快感を感じてしまっていました。

 

ですが、今ならわかります。

 

人間は快・不快感を感じると、知性がある故にもっともらしい理由をつけてしまいます。

雨が降っていて不快感を感じているのにも関わらず、この不快感は誰かのせいだ!

なんてことも。

 

自分なんで信じてしまってはダメなんです。

ただたんに刺激と反応が起こっているだけなんだ。その考えが大事です。

 

それに、その考えのほうが人生楽に過ごせると思います。

 

自分だけは大丈夫。自分は加害者にはならない。

そんな根拠の何一つない自信は捨てたほうがいいと思います。

 

 

 

あとは行く予定はなかったものの、今日の予定を見てみると

児童ポルノ・強制わいせつ・強制性交の判決があったので傍聴してきました。

 

自分の子ども(8歳次男)に対する肛門への性器挿入を伴う強制性交の事案でした。

強制性交ということで執行猶予はつかないもので

今回の判決は7年6か月。

 

同様の罪を犯した身としても、犯行自体は身勝手であり恐ろしいものと感じました。

自分が言えたものでもないですがね。

 

主文の読み上げ時には私も苦しかったです。

 

犯行に至った経緯はわからないものの、犯行内容は許しがたいものです。

ですが、彼もきっと変わることはできると思います。

服役は長く辛いものにはなりますが、帰ってきたときには

何らかの支えになれたらいいなと思います。

頑張ってきてほしいです。

 

 

 

毎日、今この時間も性加害が起きており、被害児童は増えていると思います。

逮捕に至るものもありますが、氷山の一角です。

ほとんどの場合、巧みに口封じをし発覚されないまま過ぎていきます。

 

そんな被害者を一人でも減らすために

加害者から守る周りの目と、子ども本人による防犯意識が重要になってきます。

 

私一人の力では到底及びませんが

少しずつ、声をあげていけたらと思います。

 

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一人の小児加害経験者の視点から

 

こんな子どもは狙われやすい

 

というお話をします。

あくまでも個人的にそう考えてるだけであり、その他の加害者が狙うとは限らないです。

ただ、少しでも狙われるポイントを知っていたら防げるとは思います。

 

結論から言うと

人見知りをしない子、好奇心旺盛な子が狙われます。

 

加害者側から声をかける事案はよく聞くと思います。

ただ、この場合あきらかに警戒心を持たれてしまいます。

 

それ故に、私はまず基本的に自分から行動は起こさないです。

子どもからの行動を誘導します。

 

そうしたら、自分が話しかけたのではなく、子どものほうから話しかけた

自分の責任を逃れられると考えるからです。

 

 

となると、人見知りをする、慎重で臆病な子はまず狙われません。

話しかけてなんかこないからです。

 

 

人見知りをしない子、好奇心旺盛な子は話しかけてくれる可能性が格段にあがります。

そこからグルーミングをし時間をかけて警戒心の隙間につけこんでいきます。

 

 

ただ、やはりそのような子どもであっても一定以上の警戒心は持ち合わせているものです。

そこで子どもの気を引くアイテムを使います。

 

 

ゲームであったり、昆虫であったり

とにかく子どもの興味をそそるものを所持しています。

そして子どもの近くにいて、それを見えるようにしておきます。

 

子どもは興味津々です。気になる子は画面や物をのぞき込んだり、近寄ってきたりします。

 

そして、話しかけてきたりした子と会話をして情報を引き出していきます。

話しかけてこなかったとしても、近づいてきた場合こちらの術中にはまっています。

 

近づいてきたという子ども起点の行動を確認したら、笑顔をむける、気になる?などの簡単な声かけをして

懐に入り込みます。

 

 

このようにして子どもの警戒心を簡単に崩して懐に入り込み、加害への布石を整えていきます。

 

加害者は手品師です。いとも容易く子どもの好奇心をくすぐり丸め込みます。

 

 

公園や商業施設、ゲームセンターなどでよくあります。

 

対策は一つです。

知らない人に近づかない、話しかけない

 

単純ですが、好奇心に勝てないものです。

その時だけなら大丈夫、一瞬だけなら大丈夫

その油断は絶対にダメです。

 

加害者はマークをすると異常な執着で仲を深めていきます。

 

 

ぜひ一度、改めて子どもと防犯に関する話をしてください。

 

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GWが明けましたね。

3年ぶりに行動制限が無い中でのGWでした。皆様はどのように過ごされたのでしょうか。

私は友人の家に行ったり、街に繰り出したりしていました。

 

やはり、観光地にもなれば子どもが多いです。

そしてみんな無防備です。

 

最大10連休あったのですが、きっとたくさん被害が出ていると思います。

休み明けに不調を訴えることはありますよね。

 

それは単に休みが終わったことによる喪失感や疲れから?

それとも、GW中になにかあったから?

 

GW中に久しぶりに親戚で集まりませんでしたか?

GW中子どもをアウトドアクラブ主催のキャンプに連れていきませんでしたか?

 

 

 

加害者というもの、たいていは警戒心を解いてその懐に潜り込みます。

 

グルーミングをして子ども達の信頼を得て、加害を疑わせないようにしています。

手口は様々だと思います。

 

お菓子やおもちゃを買ってあげたり、ゲームや屋外で一緒に遊んであげたり

様々な方法で子どもの警戒心を解いていきます。

 

私がしていたときは、対象の子どもの外側から攻めていました。

親や先生といったその子どもを取り巻く環境からの信頼や好感度を集めて

 

周りの人が信じているなら大丈夫?などと思い込ませていたと思います。

 

そして対象の子どもを手中に収めると、次はその子の友達、そしてその友達の友達…と

対象を増やしていっていました。

どこかで対象と途切れたとしても代わりがいる、そんな感覚だったのでしょう。

 

 

この様に、本当に手品なんじゃないかなと思うような手際の良さで

子どもの警戒心を解き、逃げ道をなくし、加害を実行していくのです。

 

一般の人が考えている防犯だけでは限界があります。加害者もその防犯を知っているから抜け道だらけなのです。

 

保護者ができることは

 

毎日の子どもの様子を観察して変化がないかを見ておくこと

子どもへの性教育・プライベートゾーン・パーソナルスペースについて早い時期から何度も教えること

子どもが相談しやすい関係を作ること(話を聞いてあげる、認めてあげる、受け止めてあげる)

 

これが大事になってくると思います。

保護者が見てないところでは子ども自身で身を守らねばならないのです。

 

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先日のあさイチでは性暴力についての特集がありましたね。

Twitterのほうであれこれ好き放題につぶやかせていただきました…笑

 

GWついに始めりましたね。

加害者の活動も活発になっています。

 

いつも以上に多くの子どもを多くの場所で見かけます。

楽しい思い出を作るのは結構です。ただ、保護者の方や子ども自身

周りに目を光らせていてください。

 

保護者の方、楽しい思い出はわかりますがSNSへの写真掲載は気を付けてください。

我が子を被害者に。加害の加担をしています。

 

 

逮捕・再犯防止プログラムがない以前の私であれば

もう加害の為に街や公共施設、ネットに繰り出していたと思います。

 

今もふとしたタイミングで本能の部分が疼く感じがします。

それでも、主体性を持ち執着を裁ち、自我を強め己をコントロールしています。

 

この時期、気を抜けば再犯に繋がる気しかしません。

私も加害を繰り返さぬように再犯防止を意識してGWを無事乗り越えます。

 

皆さんも気を付けてくださいね。

 

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