結婚した途端、
実家の超危険な斜面の草刈りを手伝いに来い!
そうしないと会ってやらないぞ!
と、モラハラ発動の夫。
ここで私ひとりではどうすることもできず、
父を召喚しました。
体が大きく威圧感があって、こっちもモラハラで悪い奴なんですが、
こういう時だけ使えます。笑
草刈りに行くと言って、内緒で父を連れて行きました。
夫と姑は大慌て。
姑が、「四葉ちゃんは日陰に座っててね
」とか言って、めちゃくちゃ気を遣っていました。笑
父はニコニコと2時間草刈りを手伝い、それから話を切り出しました。
父「この大変な作業を、娘にやれと言ったらしいね
」
夫は顔面蒼白。
一言も話せません。
父「つまりキミが言いたいのは、実家でお義母さんを手伝えってことでしょ?同居したいって意味なんじゃないの?」
夫「…はい」
父「でも同居は娘は断ったって言ってるよ、どういうつもりだったの?」
夫「…いずれのませるつもりでした」
父「だって、四葉どうする?」
私「同居するつもりはありません」
姑「そ、それはもういいから、2人で今日アパートに帰って話し合ったら?
」
夫「……」
私「話す気がないようなので、結構です」
父とここに来る前に話し合って、実家に誘導しようとしている理由はお義母さんだろうねと結論を出していました。
彼がとにかく実家に来いと言うのは、ここで手伝いをさせたり、
いずれ同居に持ち込むための作戦?だったようです。
頭ごなしに怒って言うこと聞かせれば同居すると思ったんでしょうか。
さっぱり理解できませんが、そこがモラハラ野郎の心理ですからね。
そして、次の週末、4人で話し合いをすることに。
私はもう離婚と決めていたし、夫も父にビビりまくっていて、一刻も早く別れたい様子でした。
しかし、ここでも父が動きます。
父「別れるって一言で済むことじゃないからね、結婚しちゃったんだから。キミが結婚するって言ったんでしょ?」
夫「…はい」
父「じゃあ別れる時には、誠意見せなきゃいけないよね」
夫「…?」
ここで姑が気づきました。慰謝料です。
姑は急に怖気づいて、離婚届破いちゃいましょう?![]()
と抜かしてました。
夫「…払うものは、ありません」
父「そっか、でもねえ、これはどうしようもないよ、婚姻費用」
父「お給料高い方がね、低い方に生活費払わなきゃいけないの、別居しても。その算定は弁護士にしてもらうからね」
彼がお給料の良い仕事を選んだばかりに、私に毎月5万の婚姻費用を支払うことになりました。
こうして私は1年間、調停をのらりくらりやりながら、毎月お金を貰いました。笑
本当は調停も早く終わらせたかったんですが、弁護士も父も婚姻費用を引っ張れるだけ引っ張ったほうが得だと言うので、そちらの意見に従いました。
あとはどちらが降りるか、チキンレースです。
私は慰謝料を要求、相手はのまない、でも婚姻費用がかさんでいく、彼にとってはなかなかイタイ道のりとなりました。
最終的に彼が折れて、2ケタではありますが慰謝料をもらい決着がつきました。
結婚から離婚が決まるまでは、わずか1か月でした。
一緒に住むこともなく、ただ週末を過ごしただけのアパートは解約。
買った家具は二束三文で夫が売っていました。
金銭的には痛手はなかったですが、
精神的にはヘビーな体験でしたね。
学んだことは、とにかくおかしいと感じた時点で付き合いをやめること!!
人をすぐに信じないこと!!
…学んだはずだったのに、似たようなのを1人拾って、婚約破棄もしてますが。笑
やっと、今やっと、
学びが生かせて、ちゃらんぽらんなニノくんを何とか振れたかな、って感じです。
一度好きになった人を諦めるって、やっぱり大変なことですね。
どうしても情が移ってしまう。
もう人を好きにはなりたくないかも。
仕事とか、趣味とか、そういうものに執着して生きていくほうが数倍ラク。
本当の、心の底の本音を言えば、
優しくて思いやりのある人を、
大事にしてみたかった、愛を注いでみたかったですね。
喧嘩したり、振ったり、決裂をもう経験したくない。
ニノくんだって付き合わなければ、嫌なことを言わずに通り過ぎれた人間関係だったのに。
うわー!!!!
だめだー!!!!笑
鬱っぽい!!
私にとっては、
恋愛。ダメ、絶対!
ということです。
胸に刻もう。

