写真と違いすぎる大知くん③ | アラサーバツイチの婚活。第2章

アラサーバツイチの婚活。第2章

成婚退会済、からの婚約破棄!リスタート。

2回目デート。

 

2日連続で誰かに会ったのはいつぶりだろう。

 

 

 

 

実はこの日の1週間後、大知くんは1ヶ月の海外出張に行くことが決まっていました。

 

前回、というか昨日その話を聞いて、

 

今日決めていってくれないかな、と思っていました。

 

でも劣等感の塊だった私はどうせ決めていかないんじゃないか、決めていかなかったら他も見るつもりだろう、私だって他を見てやるからな、とめちゃくちゃ卑屈でした。笑

 

 

いつ決めるのかという話になり、

 

私は今この時点では答えが出てる、と暗にOKを匂わせたのですが、結局この日告白されることはありませんでした。

 

どんよりした私に大知くんは追い討ちをかけてきます。

 

「俺は1人ずつしか進められないから!四葉さんと会ってる間、他の人と会うことはないから!」

 

はぁ??

 

相談所は同時進行が当たり前なんだよ!

 

口約束で私を縛るつもりだな、

 

よろしいならば戦争だ。

 

 

もっと良い人が1ヶ月の間に見つかっても知らねーからな!と心の中でメラメラ燃えていました…

 

こんなこと本人には言えないなぁ。笑

 

 

 

そして彼は海外出張に。

 

 
良い感じだったのに、決めていくほどではないんだ…とこちらも少し冷めましたえーん
 
 
とりあえず自分の気持ちを確かめるためにも、他の男性と会うしかない!
 
ということでお見合い3人済ませてきた。
 
①【お見合い】尋問系、伊藤さん。|https://ameblo.jp/yotuhasm/entry-12530470941.html
 
②【お見合い】仲人が台無しに!?東さん。|https://ameblo.jp/yotuhasm/entry-12532904240.html
 
③何も決めない男、湯浅。|https://ameblo.jp/yotuhasm/entry-12535977553.html
 
 
見事に全滅。笑
 
ここで私は大知くんなんだな、と悟りました。
 
1ヶ月の間、特に問題なくLINEのやり取りをして、ついに帰国を迎えました…!!
 
 
 
 
さあ、運命の3回目のデートです。
 
 
4回目でも告白がなかったら次を考えようと心に決めていました。
 
いつまでも自分に興味のない男に縋るのは時間の無駄だからね!
 
 
買い物に行って、何気ない会話を楽しんで、深い話には一向になりません。
 
あ〜、今日もこのまま帰るんだなぁと思った矢先。
 
結婚をいつまでに決めるのか、という話題に。
 
思い切って言ってみました。
 
四葉「相談所は3ヶ月から半年くらいって言われてるね」
 
大知くん「それはさぁ、本人たちのペースもあるし、1年くらいでも良いと思うんだよね、仲人も進展があったかめちゃくちゃ聞いてきてさ〜、1ヶ月出張って言ってあるのに忘れちゃうんだよ。笑」
 
 
ブチッ。
 
 
私は仲人さんにとんでもなく感謝してるんです。
 
普通に生きてる中では出会えない人と引き合わせてくれるんですから。
 
その仲人さんを悪く言った、そして1年でも良いじゃないか、俺の勝手だろ、と言われた気がして、四葉ブチ切れです。笑
 
 
四葉「でもお遊びの恋愛しに来てるわけじゃないしね、半年くらいで決めてもらわないと」
 
大知くん「うんそうだね!彼氏彼女探しにきてるわけじゃないもんね!」
 
私の刺すような言葉に急に合わせてきました。笑
 
 
 
そこからごはんに。
 
たわいない話をしてたのに、またしても際どい話題になりました。
 
大知くん「やっぱり結婚考えてお付き合いとなると…決め手がどこなのか分からなくて」
 
 
この後に及んで迷っとんのかい、もうええわ。
 
本日2度目のブチ切れ。
 
 
四葉「でもあんまりのんびりしてたら、お互い相談所にいるんだから出会いがたくさんあるよね。そこで他の人と上手くいっちゃうかもしれないし、普段の生活でも出会いはあるもんね?」
 
大知くん「えっ」
 
ここで彼の顔色が相当曇りました。
 
そりゃそうですよね、暗に他の男と会ってると言ってしまったんですから。
 
これは正直な所ルール違反ですが、1ヶ月いい子ちゃんで文句1つ言わず待ってた私に決めきれないのかてめぇ、だったら性格悪い方法でいくしかないと思ったんです。
 
大知くん「他と会ってるとは思ってなかった…良い人いた?」
 
四葉「それ言ったら面白くないじゃん?…ウソウソ!大知くんが1番だよ!」
 
大知くん「なんか気遣われてる…笑」
 
ここから怒涛の褒め殺しに入る。
 
四葉「大知くんはお店もデートコースも決めてくれて、本当に頼りがいあるよね!」
 
大知くん「そんなことないよ〜」
 
四葉「あと私結構LINEにこだわりがあるんだけど、頻度も内容もドンピシャなんだよね。大知くんのLINEの仕方、大好き!」
 
ここで彼の表情が、見たことのない雰囲気になりました。
 
もしかしたらここで気持ちが定まったのかもしれません。
 
 
 
私を送ってくれて、家の近くで車を停めました。
 
四葉「今日はありがとうございました!」
 
 
 
 
 
大知くん「次は彼氏彼女で会えたら…」
 
えっ!?
 
まさか今回告白されるとは思っていなかったので、固まる四葉、パニックで変なことを聞きます。
 
四葉「次って?次に会う時に?へっ?」
 
大知くん「また考えておいてください、じゃ」
 
めっちゃそそくさと帰っていった。笑
 
 
私の返事は決まってたけど、パニックでとりあえず次に持ち越しました。
 
つづきます。