高麗屋さんの三代襲名以来の遠征でした。
それなのに前日が大雪!
飛行機が飛ぶかどうか、直前までハラハラドキドキ。
保存したはずのQRコードが見付からず、スタッフさんにお手数おかけしてしまって、乗り込むのも最後!
そんなてんやわんやがありつつ、とりあえず無事到着。ただ滑り込みになってしまいました。
〈江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみ あやしの かぎつめ)〉
国立劇場の脚本募集で選ばれた作品の再演です。
初演は(当時)幸四郎の明智VS染五郎の恩田、でしたが、今回は(当代)幸四郎の明智VS染五郎の恩田になりました。ややこしい!
でも、恩田が若くなった事で、立ち回りというか殺陣というかアクション?というか、迫力が増しテンポも良くいいですねぇ。大好物。
こういうのを観ると、いつも小金吾の立ち回りが観たいなと思ってしまいます。
初演の時は捕り手の人数が少なくて迫力がイマイチでしたので。
国立だから間口が広く、斬られた捕り手が引っ込むのにも距離があり大変そうでしたもの。
再演なので、脚本にも手を入れています。辻褄が合って分かりやすくなりました。
高麗屋さん親子だけで無く、お付き合い下さったみなさまに為所を作っていますし。
客席の上を斜めに飛ぶ宙乗り(大凧を使って)も華やかで、満足した打ちだし。
染ちゃん、よく頑張りました
<鵜の殿様(うのとのさま)>
山川静夫さんの原案、西川右近さんの作の舞踊です。
名古屋おどりにかけるために作られた作品だそうです。
鵜飼を知らない大名が、太郎冠者に様子を聞こうと呼び出します。
太郎冠者が鵜匠に、大名が鵜になり、引きずり回される様子を面白く描きました。
ドリフのコントみたいに身体を使ってドタバタ。
でも、一応舞踊になってるかな?
昼夜同じ演目なので、博多まで行ったのに一回だけ。
別行動してた友人達と合流して夕食は水炊き、翌日は糸島観光して大人しく帰りました。
二日目に当日券でもう一度観たいなと思ったのは内緒です[m:517]