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今回は腱板断裂に関する内容となっています🍀

ご質問ですが、家事などで腕を挙上した際に、肩に痛みがありませんか?

もし肩に痛みが出現する方は、注意して下さい!

ひょっとしたら腱板断裂の可能性があります!


腱板断裂の特徴として、


・40歳以上で

 男性(男62%、女38%)に

 好発します

・発症年齢のピークは、60代

・主な症状は、運動障害、

 運動時痛、夜間痛。

・夜間痛で睡眠がとれない

 ことで来院する場合が多い


が挙げられます。

(*日本整形外科学会ホームページ参照)


腱板を構成する筋肉は4つあります🍀

棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋となります。

腱板断裂はこの4つの筋肉のいずれかが断裂した状態です。


腱板断裂の分類としては、

完全断裂、部分断裂に分けられます。

分類断裂は、関節面断裂、腱内断裂、滑液包面断裂に区別されます。簡単に言うと、腱板の骨側、腱板の中、腱板の皮膚側のどこかが断裂しているという分け方です。


ちなみに、中高齢者に生じる腱板断裂の2/3が無症候性腱板断裂と言われています。無症候性腱板断裂とは、痛みなどの症状が伴わなわず、肩を動かせる状態のことを言います。


では、治療はどのように対応するのでしょうか?

腱板断裂の治療の第一選択は保存療法となります。ただし、症候性腱板断裂に対する保存療法の有効性は33~82%と報告(福吉正樹:日整超会誌26巻)があり、治療の有効性の振り幅が大きな状態と言わざるを得ないです。

有効性の幅が大きい原因としては、正しいケアが出来ていない方が多い印象を受けます💧

また、腱板断裂している方の多くは、上腕骨頭の後方支持組織が硬く、骨頭が前方突出している傾向が多いように感じます。


肩の痛みがある方は、腱板断裂を判別する簡単な検査があるので、試してみて下さい。


ful can test

検査方法

・親指を天井に向ける

・肩関節外転30度位より、腕を挙上する

・検査者は矢印方向に抵抗を加える

陽性反応

・肩に痛みが誘発される

・抵抗に抗せず腕が上がらない


empty can test

検査方法

・親指を床に向ける

・肩関節外転30度位より、腕を挙上する

・検査者は矢印方向に抵抗を加える

陽性反応

・肩に痛みが誘発される

・抵抗に抗せず腕が上がらない


棘上筋断裂を判別する際に利用する検査方法です。

補足として、empty can testは棘下筋断裂の判別と分類される場合もあります。


身体の不調の原因追及の一助となれば、幸いです😊✨


「身体のメンテナンスは1日にしてならず」です🍀


今回は以上となります。最後までお付き合い頂きありがとうございました😊✨


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