『100年のレシピ』 | よつば生活 そして本のこと

『100年のレシピ』

新学期が始まり

やっと落ち着いてきた今日この頃


何かの書評でみてせっかく図書館に予約して

順番が回ってきたのに

うっかり期日が過ぎていた💧


再予約💧


お手数おかけしました、反省


『100年のレシピ』

友井羊 双葉社



料理研究家の大河弘子

彼女が創設した料理教室が主な舞台


はじめは料理下手の理央と

孫の翔吾が出会う話

少しホッコリする


そして、年代や様々な登場人物が

少しずつつながりながら話しが進んでいく


その中でおこる謎は何かしら料理が関わっていて、

見事な弘子の推理も冴える


でも、

最大で最後の謎は

弘子自身の二十代の頃の経歴が

あまりはっきりしていないということ


やがて静かに

弘子の人生の幕は降りるが


彼女は経歴の謎を解き明かすあるものを

レシピに託す


料理することは生活、 

生活は人生だなと思う


身近で人生に彩をあたえる食事


もちろん料理することに限らず

食べること、思い出の味覚も人生の一部




私の思い出の料理は何だろう

人生の最後に食べるものは何だろうな



最近動画サイトで料理のヒントを

多くもらっている


パパと2人生活の食事も

今は意外に楽しい


食事することを慈しみたくなる一冊でした




美味しかった中華前菜、ふふ