『ポンコツ一家』 | よつば生活 そして本のこと

『ポンコツ一家』

楽天イーグルスがクライマックスに向けて

がんばっている!


銀次のタイムリーに、思わず叫んだ。

やーーー!


まだまだハラハラする日は続く。

今年はもう試合は観にいけないけど、

テレビで応援しています。


『ポンコツ一家』

にしおかすみこ 講談社


80歳になっても毎晩飲みに行って酔っ払う父、

認知症が進んでいる元看護師の母、

ダウン症の姉との生活の日々を

綴った


芸人にしおかすみこさんのエッセイ。


最近テレビのコメンテーターで

ちょこちょこにしおかさんを観る。


番組の中で、

この本についても触れることもあり、

図書館でリクエストするも

なかなか順番は回ってこない人気の本。


読んだ率直な印象は

にしおかさんの優しさと


にしおか家のご近所さんには、

家族の声が

よく聞こえるんだろうなぁという心配。


そんな大きなお世話は置いておいて、


本文の明るさの反面、

家の世話は心身共に

大変な面が多いんだろうなど思いました。


この、私のブログは以前飼っていた

柴犬との日常を書き込んでいました。


15歳で亡くなる半年間

よつばは昼夜逆転し、

歩けなくなって寝たきりになり、

排泄も介助が必要になった。


2階で寝ると鳴いてもすぐに対応できないので、

私は一階に布団を運び

すぐ横の板の間で寝ることも度々あった。


ペットの話と一緒にして申し訳ないが

にしおかさんの書いている通り 

家族を介護する生活は、

「全部は入らない。全部は入れない私」


すべてを介護に捧げることは、出来ないのだ。


自分の精一杯と、自分の気持ちとの折り合い。


にしおかさんは、

書くことが稼ぎになればとコメントしているが


書くことが

きっと和らぎになったり、

人にさらけ出すことで、

冷静になれているのだろう。


ヨツバシオガマの花🌸