『ガラスの50代』 『50歳になりまして』 | よつば生活 そして本のこと

『ガラスの50代』 『50歳になりまして』

2冊同時に読み始め、同じ日に読み終わりました。


『ガラスの50代』

酒井順子 講談社


『50歳になりまして』

光浦靖子 文藝春秋


酒井さんは1966年生まれ

光浦さんは1971年生まれ


5歳違いのお二人だが、

50代を迎えた自分が感じていることを

それぞれの感性で書いていて


同時に読んでも、混乱しないで読めた。


なんで両方同時に読み進めたかというと、

チラリと見た目次のタイトルが気になって、

あっち読んだり、こっち読んだりしてしまったから。


興味を惹かれたテーマは

50代を迎えて老後にどう備えるかと、

身体の変化と、美容関係。


まず酒井さんは、

結婚関係の話がやっぱり上手い。

結婚している、していないは老後に関係あるのかとか、人生観とか。

微妙な世代の感覚を、あれこれアプローチしているのがすごい。


光浦さんは

光浦さんが横でおしゃべりしているような文章。

友だち関係や仕事について、

ざっくばらんに綴っている。

身近な子どもとのやりとりは、ほっこりする。


50代は人それぞれだなぁと思った。

学生時代まではお互いそんなに違いがないのに、

卒業してからの30年近くは

一人一人違う仕事、生活を積み重ねていく。

30年は長いよな。


お二人の本から、

そんなことを感じました。


さて、ここで毒はきます。


今回お二人の話は

同世代なのに、あまり共感できなかった。


単純に    

友達に愚痴を聞かされているような

そんな気になってしまったからだろうか。


うーん。

なんでだろう。←てつともさんを思い出す。


おばちゃんも、それぞれ。


マザー牧場の🐏のショー  

楽しかったです