『ロンドン・アイの謎』 | よつば生活 そして本のこと

『ロンドン・アイの謎』

『怪物はささやく』で知られる

シヴォーン・ダウド


私は↑まだ読んでいないが💧

彼女が亡くなった2007年に出版された

YAミステリーが


今回読んだ

『ロンドン・アイの謎』

シヴォーン・ダウド 東京創元社


症候群と診断された主人公のテッド、12歳。

症候群とは発達障害のなかの

アスペルガー症候群のことらいしい。


2007年当時は、そこまでは知られている言葉ではなかったからかはっきりとは書かれていない。


空気を読むとか、適当にお茶を濁すようなことは

不得意なテッド。

でも、記憶力やデータの解析の能力は

とても優れている。


久しぶりに会った

いとこのサリムが

ロンドン名物の観覧車ロンドンアイに乗って

そのまま行方不明になってしまった。

サリムの行方を解明していく物語。


YA向けの物語なので

家族のやりとり、

テッドの成長、

思春期のわだかまりなど


他の要素も物語にあり


すべて解決した後は、

謎解きの面白さより少年の成長記にも感じる。


もし、テッドの推理がなければ

とても恐ろしい結末になったのだが


それもリアルで、

もちろん

ミステリーとしてラストの展開はハラハラドキドキ。


新幹線の中で🚄ギュッと読みました。


初音ミクスノーボード発見