環境省は風力発電は
今後1億4300万kWの導入が見込めるとした試算を発表した。
調査の結果風力発電の可能性が飛び抜けて高いことが分かった。
特に風力エネルギーが偏在している北海道と東北では
理論上は電力需要を風力だけで十分に賄えるという。
現在の技術水準で利用できるエネルギー資源のうち
採取や利用に伴うさまざまな制約を考慮して絞り込んだ導入可能な量は
多い順に
風力発電19億kW
太陽光発電1億5000万kW
中小水力発電と地熱発電各1400万 KW
となった。
全量固定価格買い取り制度の適用を前提に
事業収支などを加味して計算したより現実的な数字になるが
それでも風力発電は最大1億4300万 kWの導入が見込めるという。
これは全国の発電設備総出力2億397万KWの約70%に達する。
環境省はこの数字は控えめな算出で技術革新や補助金を駆使すれば
陸と海の合計で15億万kWを見込めるとしている。
つまり風力だけで日本の全発電設備総出力の7倍以上が賄える計算になる。
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