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富山県射水市の(有)協伸電機商会です。

リフォーム工事もお任せください!!

電気工事屋さんの観点でリフォームをしています。


断熱材・・・

天井裏や壁内に入っています。

ここ最近は、省エネ・エコなどの観点から、断熱性能に着目するようになりましたが・・・

10年もさかのぼると、まだまだ断熱工事に重きを置くことなく・・・


「あればいいや!」

・・・的な工事も多いです。




先日、建材やさんとお話をしていて、断熱材の話題になりました。



「断熱材なんて、公共工事などで仕様がしっかりうたわれていない限り、いい加減なものだよ!


お客さんが無理な”値引”の交渉をすると、真っ先に削られるからね!


厚みが、100mmを使うところを、50mmにしたり、ひどい場合は省略しちゃう場合もある。


密度なんて気にする大工さんなんていない。そもそもしらないんじゃない?


結局はお客さんが悪いんだけど、断熱工事で落とされると、知らない人が多いよね・・・。


逆に、しっかり予算をみてあげれると、断熱工事までしっかりしてくれる。


厚みは100mmを使うし、こまめに入れるし・・・。


今でもそんなところはあるよね・・・。」




断熱工事って、昔は軽視していたんですね!


そういえば、天井裏に上がって、既存住宅に配線する事があるのですが・・・

天井裏の様子はさまざまです。


断熱材が厚かったり、薄かったり・・・

すき間があったりなかったり・・・

断熱材自体があったりなかったり・・・




断熱材が薄い部屋の天井は暖かい・・・

暖房の熱が確実に天井裏に逃げています。

と言っても、天井裏の空間まで暖かくはないのですが・・





断熱工事にはコツがあります。


大工さんでもあまり知らないらしく・・・

ただ断熱材を埋め込んでいるだけ・・と言う施工も良く見かけるのですが・・・



簡単にいうと、正しい工法とは、結露を考えて、隙間なく、施工する事!


コレをきっちりする事で、効果が違ってきます。

要するに断熱工事の”品質”に違いがでてくると言うわけで・・・


既存住宅での施工の場合、できる範囲が限られますが、これらを意識してやると、かなり効果が上がります。





先日、射水市戸破のお客様宅で、お話をしていて・・・


「結構冷えるんだよね。天井が3mと高いからかな?

窓も広いしね・・。でも窓は2重ガラスなんだけどね!」


「それもあるかもしれませんが、朝から暖房をつけていて、冷えると思われるなら・・

やはり熱が逃げているんでしょうね・・・。

天井の高さはあまり関係ないかも・・・

それよりも、壁や天井からの放熱を疑った方が良いかもしれませんね・・。」




「天井裏を見るぐらいで分かるかな?

断熱工事のリフォームもしているようだし、分かるならちょっと見てくれないかな?」


「いいですよ!。ちょっと上がってみましょう!」



と言う事で、急遽天井裏に上がる事に!!


「断熱材は、一面に敷き詰められているが・・・厚さは50mm。ちょっと薄いかな・・・

天井板をさわってみると、結構暖かい・・・

下がり壁などを見ると、断熱材は全く入っていない!

結露は、なさそう・・・エアコン暖房だしね。」



と言う事で、


「断熱材を厚目のものを重ねて・・・

壁などにも入れられる範囲で断熱材を入れると・・・

放熱量が減ることが見込まれるので、少しは冷暖房効果が上がると思いますよ。」


「じゃ、ちょっと見積りしてよ!

いまさら天井や壁などを壊してまでリフォームする気もないし、

できる範囲でかまわないので、断熱効果が今より上がるようにしてくれないかな?」



と言う事で、見積りをする事に!!



密度16kタイプは割り高ですし、現在既に断熱材が入っているので、

今回は、良く使うリビングだけ16kを選択し、

利用時間の短い他の部屋は、通常の10kを選択することにしました。

厚みはいずれも100mmです。


天井一面12坪と、一部の壁と、ユニットバス周りに新たに断熱材を入れる・・・


予算内におさまりそうです!!