今日は関東地方は大雨にみまわれた
我々が歩き車が走る道路があちこち冠水するほどの激しい雨だ





それなのに大きな声で愛を叫ぶ者たちはその7日間の命を削り
今日と言う限られた時間を全力で生きた

一つの個体が終わる瞬間を見届けた、激しい雨が小雨に変わった頃

彼(彼女)は愛を遂げることが出来ただろうか
その命は次の命に繋がってまた七つ春を跨いで遙か先
また新しい愛を我々に聞かせてくれるだろうか

我々は彼等の命を懸けた結晶が出てくる事が出来る裸の大地を彼等の為に残さなければいけない


因果応報
全てはきっといつかこの躯(からだ)に戻ってくるのだから



今私はその命をどれだけ全力で尽くすことが出来ているだろうか
少しだけただ少し「もうすこしがんばろう」

そう思う夏の強い雨の日だった
















(みんなむかしからのきやうだいなのだからけつしてひとりをいのつてはいけない。ああ、わたしはけつしてさうしませんでした)全てに祈りを