放射性物質は怖くないという方もいるでしょうが自分は怖いと思っています。

以前自分の考えを太田市長あてにつぶやいたことがあります。
思ったことをそのまま言ったのですがまとめてくださった方がいて
割と自分の考えがまとまっている気がするのでリンクします。

参考
放射性物質に対する考え

群馬県の食の説明会などにいくと、セシウムの半減期は70日くらいだから
そんなに心配しなくてもいいという話をみます。

これは半減期については正しいと思いますが、心配しなくてもいいわけではないと思います。

よく半減期の図を下の図のように見せると思います。

板倉町のすみっこで放射線を叫ぶなまけものblog-半減期
ですが、実際にはこのような1回限り食べてしまったってことではないと思います。
現在流通している検出されないレベルのもの、検出されるレベルのものいろいろ
ありますが微量ずつ摂取している可能性もあると思います。

それはある意味薬の連続投与に似ていると思います。
医学薬学の話である一定間隔で薬を連続投与する話があります。
これは一定間隔で一定量や、量を調節したりして薬を一定の濃度血液中にある状態にして
効き目をだすために行われます。
その場合雑ですが下のようなグラフになります。


板倉町のすみっこで放射線を叫ぶなまけものblog-連続投与

薬を一定間隔で投与していくと薬の半減期の3倍から5倍でプラトー(だいたい一定の量の範囲)に到達します。
今回のセシウムの生体半減期が70日を考えると毎日ある程度とり続けた場合約5倍の1年くらいで
一定量に到達すると自分は思っています。

参考
定常状態

もちろん量が少なければ血中濃度は低くなるでしょうし、多ければ高くなると思います。

そんなこといっても半減期あるから減っていくんじゃないの?

たしかに、セシウムを摂取しなければ減っていくでしょうし、間隔もあければ減ると思います。

ただセシウムは微量でも入ってるかもしれません。

間隔もあければ減ります半減期の4倍間隔で摂取した場合蓄積しません。

参考
繰り返し投与蓄積について

したがって、セシウムの生体半減期大人70日の4倍の280日間隔や、子供30日の4倍の120日間隔なら
減っていくかもしれません。

もちろんたくさんの人で実験したわけではないと思うのでなんともいえない部分もあると思います。

また、ラドン温泉もあるからたいしたことないとい言う人もいますが
ラドンもWHOで発がん性が言われています。

参考
ラドンとガン

また、原発事故後関東に放射性ヨウ素があったと思われます。
参考
日本分析センター空間線量

影響がなければいいと思うのですが放射性ヨウ素で甲状腺ガンが増加するのではないかというのは
不安要素としてあります。
参考
チェルノブイリ事故後の甲状腺ガン

また、高崎では原発事故後に甲状腺機能が低下した話もあります。
参考
事故後甲状腺機能低下

とまあいろいろ書きましたが自分は放射性物質は怖いという話です。

ちなみに板倉町でも牛肉から59bq/kg近所太田市からも牛肉110bq/kg
近所の佐野市しいたけから1100Bq/kg セシウムが検出されております。

参考
厚生労働省256報