ご無沙汰でございます。


3月ももう11日ですか。ビシバシ時間が経っていきます。

久々に更新と思ったら、不可解なタイトルになってしまいました。


私が知らないだけで、量子論って永年研究されているものなんですね。


なぜ突然量子の話なのかと言いますと、人間の思考についてネットサーフィンしている間に
この言葉に出会ったんです。


フルフィルメント瞑想のボブ・フィックスもこれを量子物理として、
とても熱心に取り上げています。

教師トレーニングでも何度この言葉を耳にしたか……。


でもね、その当時は何を言ってるんだかさっぱり解らなかった、
というのが実際です。
もちろん今だって解らないけど。

けれども、「量子論」を通じて、ボブが何を言わんとしているのか、
ということは、少しだけ解ってきたように思います。


量子力学って「人の意識が現実を創造し、客観的な事物は存在しない」
という見方をもっているんですね。

そこには、脳量子がすごく関係してると思うんだけど。


量子力学のアプローチで仏教的な・瞑想的な意識の話をしているとは思わなかったので、
これはビックリしました。

この世の現象は、自分の心が作り出した「仮相の世界」で、自分の想念を変えることで、世の事象は変えられると……。


仏教徒の悟りに三法印というのがあり、
 
一、「諸行無常」時間・空間的にどんな事物も不動のものはなく、必ず生滅・変化するものである。
 
一、「諸法無我」時間・空間的にすべての事物は互いに関連し合いながら存在している。
 
一、「涅槃寂静」変化して止まない自己や万物を固定視し(我見)、それに執着すること(煩悩)を止めれば、平安な悟りの境地(涅槃)が到来する。

独立して固定された自我というものは無く、宇宙のあらゆる存在もまた、本源的な実体はなく、そこには生滅を支配する厳密なカルマだけが在る。
これは量子力学が到達した「宇宙の法則」とシンクロすると…。


こうやって文章をみてみると、とてもシンプルに感じます。


この内容をしっている人は多いんですかね??


個人的な感覚でいうと、アタマで知っている人と、感覚(ハート?)で知っている人、
そして両面から理解している人がいるように思います。


ここまでシンプルに自分と、周囲への認識が精確に出来るメッセージがあり、
それを現代はとても簡単に受け取れる。


なのに、なぜ私は、世の中は、意識は、こうも混乱するのだろう??


…って思いません?


どんな世界でもそうだけど、飛び抜けちゃった人の言葉って、そこへ至るための
アプローチが正しく伝わっていないことが多いように思います。

つまり、ゴールだけがクローズアップされ、道程はあまり議論されない。


これらの智慧と、量子論、脳量子論を通じて、瞑想の意識に大きな
変化が起きていることを感じています。

同時にエゴの作用によって引き戻されるのも感じています。


少しずつだけど、点と点が線で結ばれていくのを感じながら、

瞑想を楽しんでいこうと思います。





よっしー