野菜作りで重要なのは、土壌の酸性度(pH値)です。
■主な野菜の好適土壌酸性度
多くの野菜は弱酸性から微酸性(pH5.5~6.5)の土で育てますが、ジャガイモやサツマイモなどは酸性(pH5.0~6.5)の土、ホウレンソウやタマネギは中性(pH6.5~7.0)の土を好みます。酸性度の調整には、苦土石灰を使用します。1㎡に100g(軽く2握り)を混ぜ込むと、pHが約0.5上がり、土が少しアルカリ性に傾きます。
しかし、現状の酸性度が分からないと、苦土石灰を施す量も分かりません。
そこで、土の酸性度(pH値)を測定できる土壌酸性度測定器の購入を検討しました。
2023年3月16日(木)、ヤフー・ショッピングで探してみたら・・・ありました!
■土壌酸性度測定器
土壌酸性度(pH値)だけでなく、水分量・照度・地温も測れる優れものです。1,650円(税込み・送料無料)ですが、ポイント・バックが181円分付くので、実質1,469円になります。思ったより安かったので・・・お買い上げ!
3月18日(土)、注文した土壌酸性度測定器が届きました・・・早いですね!
■届いた土壌酸性度測定器
段ボール箱を開けると、ビニール袋に本体と取扱説明書などが入っているだけの超簡易包装でした・・・別に問題ないけど・・・。本体は、思っていたより大きかった。9V角形電池を使用しますが、「別途購入して下さい」とのことでした。
■電池を装着
100円ショップで電池を買ってきて本体に装着すると、無事に電源が入りました。試しに、ベランダのプランターのpH値を測ってみたら、問題なく測定できました
3月19日(日)、畑に持って行って使ってみました。
■測定結果
ほとんどの畝はpH6.5でしたが、酸性度を好むブルーベリーの畝はpH5.0、カーリー・ケールの畝はpH5.5、ネギニラの畝はpH6.0、ベビー・キウイの畝はpH7.0でした。
今まで勘に頼っていた土壌酸性度(=苦土石灰の撒布量)が、科学的に管理できるようになりました!