2019年10月2日(水)、家庭菜園で育てていたエビスグサがたくさんの実を付けました。
エビスグサの種子は決明子(ケツメイシ)と言い、これを乾燥させて煎ったものが「ハブ茶」です。
そのハブ茶を作ってみました。
■家庭菜園のエビスグサ
今年6月に畑の隅に生えてきたエビスグサを植え替えました。どんどん育って、花が咲いて、インゲンのような実がたくさん付きました。鞘が茶色くなったものから収穫しました。
■天日干し
収穫した実を干しカゴに入れて、3日間ほど天日干しにしました。
■種子の取り出し
乾燥した鞘を開くと、米粒ぐらいの大きさの種が並んでいました。この種を取り出しました。写真は1/3ぐらいの量ですが、1時間近くかかってしまいました・・・。
■焙煎
取り出した種をフライパンに入れて、中火で煎りました。10分ぐらいすると、種がパチパチとはじけ始めました。弱火にしてはじけ終わるまで煎り続けました。香ばしい匂いがしてきたら・・・完成です!
■ハブ茶
自家製ハブ茶です。見た目は麦茶にソックリですね。1.5カップぐらいができました。
■試飲
早速飲んでみました。麦茶よりも香りが少なく、癖のない飲み易い味でした。ティーポットで淹れましたが、煮出して飲んでもよいそうです。
ところで、ハブ茶の効能は・・・。
ハブ茶にはアントラキノン誘導体という成分が豊富に含まれていて、
①コレステロール値低減
②血圧正常化
③肝臓の負担低減
④体の余分なものを排出するデトックス効果
⑤疲労回復
⑥滋養強壮
⑦胃腸を強くする効果
⑧便秘解消
⑩むくみ改善
⑪更年期障害の改善
といった効能があるそうです。
また、ビタミンAも豊富に含まれていることから、
⑫視力改善
⑬目の健康を保つ効果の底上げ
⑭体の皮膚粘膜を保つ
といった効能も期待できるそうです。
また、濃い目に作ってうがいすると、
⑮口内炎の改善
にも効くそうです。