先日,横浜で日本精神分析学会第68回大会が行われました。

コロナの影響で,3年ぶりの現地開催でした。

私も口頭発表をさせていただき,貴重な助言や意見をいただく

ことができました。

 

精神分析学会は,精神分析に関心のある心理士,精神科医,福祉関係者
などによる学術団体です。

私のように開業で仕事をしている者にとって,こうした場に行くことは

特に重要だと感じています。

 

心理療法の場面は,基本的にはご相談者とセラピストの1対1です。

こちらが「悩みをお聴きする側」であることから,

いつのまにか私の価値観を押し付けることになってしまいかねません。

また,心理療法の進め方が私のひとりよがりになってしまう

危険性もあります。

 

そうしたことを避けるためにも,

他の方の実践のようすを知ったり,新しい知識を得たりして,

自分をアップデートすることが必要になってきます。

 

心理療法においてはご相談者のプライバシー,個人情報は厳しく

守られるべきで,そういう意味では「閉じられている」ことが

求められますが,

一方で,セラピストの心は外に「開かれている」ことが大切でしょう。

両方を保ちながら,これからもよりよい実践を

めざしていきたいと思っています。