きのう、母から電話がありました。
2、3泊するつもりで、愛知県から自分で運転してきたけんちゃんは、一晩寝たら足に激痛が走り、翌朝布団から出ることがかなり困難だったそうです。
小さな町で暮らしているけんちゃんは、近場のスーパーなどほとんど車での移動で、スーパーでもカートにつかまりながら歩くので、年齢相応に足が弱っていました。
でも、数年ぶりに古い友人(兄弟に近い)に会い、
張り切って、坂が多く無駄に広い家の周りを歩き過ぎた影響か、足が痛くなってしまったそう。
私が見ていた時も、88とは思えないほど背筋をピンと伸ばし、
さっとうと歩き、
坂道を行ったり来たり。
そして、お墓掃除にまで行って。
大丈夫か??と密かに心配していたのだけど。
翌朝は、
何時間もかけて布団から這い出て、
自分の車まで、やっとの思いで歩いて行き
自分で運転して、無事自宅に戻ったそうです。
もうけんちゃんには二度と会えないのだろうか、、、と落胆する母。
「また自分のペースの暮らしに戻って、しばらくしたら治るとおもうよ。
さすがに今度は息子さんに乗せてきてもらうほうがいいね。」と、母に話す。
こんなはずじゃなかった。
もっとゆっくり泊まってもらうつもりでいたのに。
そう母は嘆いたけど、
一番落胆しているのはけんちゃんだ。
幼児は、きのう出来なかったことが、
ある日突然出来るようになる。
高齢になると、きのうまでなんでもなかったことが、
突然できなくなることがある。
切ない。
当事者のけんちゃんも、
それを話す母も、
電話で話す母を眺めている父も、
切ない。
いかん、また泣けてきそう。
きょうの夕日。
リアル三丁目の夕日。
