実家小ネタ4️⃣ 父に戻った、父 | きのうのこと

きのうのこと

名古屋在住の50代。
備忘録ですが不定期に投稿しています。 
健康維持のためにランニング少しやっています。

今更の更新ですけど、
私としては書いておきたいのでご容赦ください。

マイルドな認知症の父。
物忘れも多く、何度も同じことを聞いたり、
NHKのニュースを見てもあまり興味はなくなり
かつては、
もう!自分がダイジンやれば、と言うくらい
国会中継を見ては文句タラタラだったけど
政治への関心もなくなり、

春の選抜高校野球を見ていても、
ただ、眺めるだけになっている。

私が小・中学生の頃は頑固一徹、かなり厳格な父だっただけに、
わたがしのようにふんわりしている父を見るのは、寂しい。
だけど、
父が厳格な父に戻った瞬間がうれしかった。
遠方に住む友人85歳が、実家に遊びに来たいという話になり、
来るときは長男さんに送ってもらうけど、一泊してからの帰りはどうするか、というとき
私が「その人に合わせて帰省して、帰りは送って差し上げる」と申し出た。
母は喜び、それは名案だと。
しかし、父は
「80を過ぎた時分に、一人でよそに泊まるものではない。この歳になると、何が起こるかわからん。
もし家で倒れたら、対応できるのか。
辞めた方がいい。」

この真っ当な意見に、元気で厳格だったころの父を見たようで、うれしかった。